川の流れは支流から本流に流れ、やがて海へと注ぎこまれる | 過去生ツインソウル・メソッド®︎&ツインソウル・ヒーリング®︎ Primaria☆Stone

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“魂のメッセージ”を読み解く過去生ツインソウル・メソッド®︎、“魂の絆”を深めていくツインソウル・ヒーリング®︎のナグ&プリマリア【Primaria☆Stone】

昨今では、“成功”を“成幸”と書いて、

何か「ハッピーなお金持ちになろう!」と言う感じの

雰囲気を醸し出して“自分の成功”を求める人たちを

集めてセミナービジネスを展開している人も多いですね。


個人的には“成功”であろうが、

“成幸”であろうが、どっちでもよいんですが。



~人間は、もし成功をめざすならば、

 自分の欲望のかなりの部分を
 
 犠牲にしなくてはならないのです。~

ジェームズ・アレン 著
「原因」と「結果」の法則① 思いと成功より


子供のころ、人は本当にちっぽけな力しか持っていない。

親をはじめとする、たくさんの人たちに支えられ、

育てられ、そして大きくなっていく。



やがて、“自分”と言うものに目覚め、

自分の力と言うものを意識し、

その力をより拡大していきたい、という

成長の欲求を持つ。



それはスポーツの試合に出ることかもしれない。

望んでいる学校に合格することかもしれない。

いろいろな思いを胸に、“自分なりの成功“と

言うものを心に描き、成長していく。

“夢”と言ってもいいかもしれない。


時には、それが自分が描いたものではなく、

他者から押し付けられたものであったとしても。


アレンは、この章の最初に、こう記しています。


『私たちが(目標)達成に成功すること、

 また失敗することのすべてが、私たち自身が

 めぐらす思いの直接的な結果です。』


これは私が個人的に感じていることなのですが、

ここ数年、“どこで買うか”、“いくらで買うか”と

いうことより、


『誰から買うか?』



ということを意識し始めている人が

増えてきたのではないか?と感じています。



タイトルは川の流れを喩えにしていますが、この逆は

絶対に起こりません。


海の水が、本流を遡り、支流に流れ込む。

ということは絶対に起こらない。


個人的な欲が、崇高な思いと真摯な姿勢で

磨き上げられることで、それはやがて、

個人的なものを超え、最初は身近な自分が属する仲間や

ファミリーの共通の利益や発展の為と変わっていき、

最終的には人類全体やこの地球全体にとっての奉仕や貢献、

と言う形になっていくのが、本来の流れなのです。



どのような形であれ、力には責任が伴います。

力とはエネルギーです。



エネルギーは100%、「法則」に従います。

個人的な好き嫌いや、作為的な操作に従いません。


“流れ”を見ることが

 できるようになれば、“道理”が見えてきます。



本当に気にかけて、自分に気持ちを注ぎ、

エネルギーを費やしてくれる人に、自分から

エネルギーを返して循環を起こそうとすることなく、

単に甘え、その思いやエネルギーを受け取るだけで、

見ず知らずの、どこの誰でどんな人かもわからない人が

扱っている高額な商品にお金と言うエネルギーを

注いでしまっている人もいます。



“自分が与えることができるものは何なのか?”

ということを考えるよりも、

“自分が貰えるものは何か?”

と言うことを考えている時間のほうが多いうちは、

成功の女神があなたに微笑むことはないでしょう。



アレンは“自分の欲望のかなりの部分を犠牲に”

と言っていますが、単に“欲”という捉え方では

これは理解できません。


“求める気持ち”は必要です。

それは、行動につながるエネルギーです。



『本当のところ、自分自身が何を求めているのか?』


この問いを

常に自分に投げかけることを忘れてはならないと思えるのです。