三度目の香港 二日目:「男たちの挽歌」の巻 | 夜遊びする頃を過ぎても

夜遊びする頃を過ぎても

映画を観たり、編みものしたり。←どちらも停滞中。。。
日々の記録帳です。←もはや日々でもなく。

10/27 土曜日

 
2日目。
今日はもう、あそこに行くしかない!
気合いの早起きして上環の「蓮香居」でワゴン式飲茶食べて、昼前には九龍サイドへ移動して今日の目的地「男たちの挽歌」ゆかりの地へ!〜できれば九龍塞城公園から黄大仙までへ行けたらいいな!

と思っていたのだけど…、
頭の中の地図は実際より狭い。
念の為両替しとこうとまた重慶マンションに行ったためすっかり予定が変わってしまった。レートを気にし過ぎて、ちびちび換金してたのがとても時間のロスだった。と旅の終わりに悟るのであった。
 

尖沙咀の「海皇粥店」で遅い朝ごはん。
チェーン店だけど、半端に高いお店よりも断然おいしい。
油條(揚げパン)が元々入ってるの忘れて追加オーダーしてしまった。炭水化物オン炭水化物だけど…美味しいのだ。

 
お腹いっぱいで元気が出たので、スターフェリーの中環行きで香港サイドへ戻る。
 
 

国際金融中心のパワースポットだそうな。
目指してなかったけどたまたま通りかかってラッキー!
何かいいことないか牛くんたち。

 
 
上環のアップダウンを歩き疲れて、たまたま入った茶餐廳。
昔の広東ポップスがかかってたのだけどサムの「鐵塔凌灣」「莫等待」がかかった!香港の街なかでサムの歌を聴けたの初めてなので感激してたら、厨房のおじさんがさっきからずっと一緒に歌ってて(ユルさがいいなあ)、目があったら出てきて話しかけてきた。(おじさん少し日本語話せた。サムのファンなんですよ〜と広東語で言えたらなあ!)
西多士と紅豆冰。この思い出だけでもまた訪れたい。
 

「鐵塔凌雲」。世界旅行から帰ってきたマイケル・ホイが書いた詩をサムが歌にした広東語ポップ第一号♩



香港に来ると、ひたすら歩くか食べるかになってしまうのだけど、
 
やっと訪れた
文武廟。
文字通り学問の神様。そういやなにかを学ぶということがとんと少なくなってしまったな、などと思いないがら参拝。
 

荷李活道(ハリウッドロード)からキャットストリートの骨董を眺め歩き。。。
(撮影不可のお店多し)

 
本当はここで食べてみたかったお粥屋さん。場所がわからなくてかなり迷ってたどり着いた。google map に頼り過ぎると逆にまよってしまうかも。
今度(もし来れたら)来ます。。。

 
ひたすら歩き過ぎて疲れてしまったので、一旦ホテルへ戻ってひと休み。
と思ったら、日が暮れ始めたので、意地で予定遂行、
トラムで北角へ行き…

 
北角からフェリーで九龍城渡輪碼頭。
観光客の賑わう尖沙咀発着のスターフェリーと違ってこちらは観光客があまりいなく、普通に生活船として活躍してる雰囲気。


すっかり暗くなってしまったけど、念願の、
「男たちの挽歌」ロケ地に着きました。
九龍城フェリー乗り場前のバスターミナルの道を真っすぐ行った交差点の大きなビル。新山道沿いです。
ホー兄貴が身を寄せるタクシー会社は、今はバイク屋さん(右端。暗かったので写真見切れちゃった)。阿マークが焼味飯(あのお肉なんだろう?鴨肉?)を食べてたガレージはその右手に(入っていく勇気はありません〜)。
ぱっと見の面影はないのだけど、見に来れたぞ!という感動で、思わず、あのシーンあの曲が頭に浮かびながら写真を撮りました。



あっちかしらこっちかしらとチラ見するので精一杯。。。

「おまえ前科者なんだろ?」「…」
かっこいいんだな〜この場面!




気が済んだので、帰ろうとフェリー乗り場に戻ったら、北角行き最終便が終わってた。。。一瞬パニクってしまったが、バスはまだ動いてるので、旺角方面行きのバスに適当に乗り無事生還、というのは大袈裟だけど、街なかをシティバスで移動することが出来て、ひとつ成長した気分です。

佐郭近くで降りて、夕飯なに食べよう?ということで、前回食べた
麥文記麺家」のワンタン麺と油菜。
(本当は麺の下に蝦雲呑が埋もれてるのだけど、インスタ映えのため、掘り起こしました)
 
麥文記麵家、澳洲牛奶公司、両店のネオン看板が噂通り撤去されていました。通りが暗くてショック。

去年の看板のある風景。
こうして見ると、入り口の看板は前は白かったけど、ネオン看板なき後目立つように黄色にしたのかな。。。
 


そこから油麻地へ歩いて
映画館「百老匯電影中心(ブロードウェイ・シネマティーク)」
併設のブックカフェ「キューブリック」は映画関係の香港もたくさんあり。
 

ちょうどアジアン・フィルム・フェスティバルの告知が出てました。
ポスターのデザインがカッコいい。
通常上映では「カメラを止めるな」も上映中でした(まだ見てない。観るべきか観ざるべきかそれが問題)
 

いつか香港の映画館で映画を観てみたいものです。


銅鑼灣に戻って来て、時代廣場(タイムズスクエア)の入り口にミッキー90周年記念の展示がありました。




明日へ続く。。。