○伊藤蘭ソロ・デビュー・コンサートinTOKYO DOME CITY HALL | 無題という題名のブログ

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自分の中での三大アイドルと言えば、今でも
森尾由美
菊池桃子
本田美奈子
なのですが、皆さんその後は女優さんだったり、アーティストさんへと移行されていきました。
 
昨年【お神セブン】として35年ぶりに森尾由美さんはじめ同期の6人がアイドル時代の歌を歌ってくれ、ま、自分の中では今でも十分にアイドルですが(笑)、世間一般にはアイドルで通すのは少し無理があるのかもしれません。
 
今やすぐCDが出せ、マイナーデビューという謎のデビュー、地下アイドルなどという言葉も生まれている現代では、アイドルも溢れかえっていて、その価値観も多種多様になっているのでしょう。
 
 
キャンディーズは、当時は大学生の方々にとってアイドルであったのでしょうけど、幼かった自分にとってはアイドルというよりも“スター”でした。
そう、まさにスター!
テレビの中でしか観ることのできない存在。
それでいて綺麗でかわいく、面白い、そして歌も上手い!正に憧れのスターです。
 
そんな“スター”だったキャンディーズも解散を発表。
 
兄が後楽園球場でのファイナルカーニバルのチケットを申し込みする時に声をかけてくれたのですが、当時絶賛兄弟喧嘩中だったため我を張って断り、チケットが送られてきた時に大後悔したものです。
「え、だってお前行かないって言ったから…」
送られてきたチケットを片手に言い放った兄のセリフは今でも脳裏に焼き付いています。
 
 
 
そして1978年4月4日をもって後楽園球場にて解散。
 
 
 
その後、伊藤蘭さんは俳優として映画、劇、ドラマに出るようになり、田中好子さんも映画やドラマ、CMに出られていました。
 
藤村美樹さんは「夢・恋・人」一曲のみ歌手として復活しました。
 
キャンディーズの再結成を夢見ていましたが、結成されぬままに田中好子さんは鬼籍に入り、とうとうキャンディーズの生歌は一生聴けずに生涯を終えるのだな…などと思っていました。
 
 
そんな思いでいましたが、この度なんと、あの伊藤蘭さんが歌手として復帰!アルバム発表をひっさげソロコンサートを開催してくれることになりました!
 
それがこちら!
 
 
 
 
 
いやまさかのソロ歌手として復活!
41年前に後楽園球場に行けなかったあの時の想いが叶うときが遂にきました!
 
嬉しい!本当に嬉しい!
 
チケットを申し込む前に、一応兄にも聞いてみました。
ちなみに兄弟喧嘩はしておらず、今では兄弟仲は良好です。
 
 
兄は「蘭ちゃん?蘭ちゃんは今はもういいや~」
 
 
悲しいなぁ~本当に悲しいなぁ~
 
でも兄は当時と比べたら今は自分の家庭もあり、仕事もしており、更に店を経営しており、何かと忙しいのですから仕方ありません。
 
自分にも仕事がありますが、水曜日なら夜勤明けで行けるので、東京公演の2日目の6/12を申し込みしてみました。
 
菊池桃子さんの品川ステラボウルの時には2日両日とも落選して行けなかったので、今回も結果が出るまで心配でしたがめでたく当選♪
 
ということで、2019年6月12日、東京ドームシティホールに行ってきました!
 
 
 
この東京ドームシティホール、実は元々後楽園球場の跡地辺りなんですね。
 
なんだか運命を感じます。
 
 
こちら水道橋の駅側から東京ドームシティホールの入っている建物を見たところ。
 
 
 
 
 
 
ホールの入口
 
 
 
ちなみにここ、東京ドームシティホールは、ももクロのDOMETREKツアーのおかわりちゃん(?)的なイベントやった場所です。まあ自分は外れたけど。
 
確かこの顔もここ、東京ドームシティホールでした♪
(顔認証の説明画像)
 
 
 
 
開場40分前の入場待機列。
 
並んでいるファン層が高いです。
明らかに、お神セブンのときよりも高いです。
41年前に大学生位の方々中心だと、まあそんなもんですか。
おそらく当時のキャンディーズを知っていて並んでいるファンの中では自分は相当若いほうだと思います。
 
 
 
 
 
待機列が長くなったので、開場の18時まではまだ少しありますが、とりあえずロビー開場だけして物販をすすめるようです。
 
 
開場~
 
入口からは各著名人からのお花が並んでいました。
 
 
こちら元ピンクレディのミーちゃんこと未唯さんから
 
 
 
 
同じく元ピンクレディのケイちゃんこと増田惠子さんから
 
 
他にも小松政夫さんだとかキャンディーズ時代にゆかりのある方々や、天海祐希さんのような最近共演されている女優さんなどなど、たくさんスタンドが出ていました。
 
 
物販では、やはり人気の商品は売りきれてしまいます。
 
Tシャツの大きいサイズから売り切れ、つづいてネイビーブルーのシャツが全サイズ売り切れ、ポスターも売り切れ…という感じ。
 
ネイビーブルーのTシャツと言えばお気づきかと思いますが、あの名曲「年下の男の子」の歌詞にも出てくるやつですね。
 
買いたかったのですが、直前で売り切れてしまい、仕方なくパープルを1枚のみ購入しました。
 
元々パープルは自分用に買う気だったんですが、これで兄へのお土産は無しになりました。
 
そうこうしているうちに客席も開場となりました。
 
このドームシティホールというのは構造が少し変わっていて、入口とロビーが上にあり、そこからアリーナの客席にはどんどん階段を降りていくようなつくりになっているようです。
 
下の図がアリーナ席で、これに加えて両翼と後ろにそれぞれ2階、3階席がありました。
 
 
 
今回はアリーナ席の前から20番目ほど、でも一番端っこ。
 
しかし肉眼で十分に観られる席です。
 
いつもももクロで天空席を味わっている身からすると万々歳です。
 
でもどうやら2階に関係者席があったようで、結果どこでも良く楽しめる席だったのでしょう。
実際に上の席でもステージからは近く観やすかったと思います。
 
 
 
定時になりコンサートが開演しました。
 
ソロデビューを記念して発売されたアルバム《My Bouquet》の中から
 
【walking in the cherry】
【恋とカフェインと苦虫と猫舌】
【LALA TIME】
【ああ、私ったら!】
【秘密】
【ミモザのときめき】
【Wink Wink】
とここまで、トークを交えながらの”歌手・伊藤蘭”を存分に披露。
 
いやぁ驚きました!
まずここで改めて確認しますと、伊藤蘭さんの生歌を聴いたのは今回が初めてのこと。
しかしこの40余年、レコードで、テレビで、CDで、幾度となく聴いてきた歌声です。
レコードで聞き慣れた歌声を実際に聴いて、正直少し違和感というか、違いに戸惑うことが過去に他のアーティストさんでありました。
 
もちろん、昨年の黒フェスの杏里さんの【オリビアを聴きながら】のようにイメージそのまんまの素敵な方もいるのですが…
 
でも例えば大御所の歌手でも、フェスなどで昔の曲などを歌ってくれても、少し昔の歌い方と変わっていたりして残念に感じることがあります。
(松崎しげるさんの“愛のメモリー”なんかもそうなんですが…)
 
ところがこの伊藤蘭さん、歌声が全く変わらない!変わっていなくて若いまんま!
キャンディーズ全盛期が既に20代だから、もう声が完成されていたのでしょうが、本当に驚きました!
 
そしてその感動に涙が出そう。
 
更にこのあとに続きます。
 
【恋がひとつ】
【アンティークドール】
と2曲キャンディーズ時代の懐かしい曲を♪
 
この「恋がひとつ」という曲は、アルバムに収録されていた曲で、自分は「サヨナラバイバイ」や「SAMBA NATSU SAMBA」らとともに好きな曲のひとつでした。
「美しきため息」や、キャンディーズ解散後もテーマ曲として使ってくれていた“プロポーズ大作戦”の「ラッキーチャンスを逃さないで」なんかも好きでした。
 
しかもこの「恋がひとつ」は伊藤蘭さん作詞の歌なんです。
 
歌詞といい、メロディといい、歌い方といい、大好きな歌でした。
 
もう大感激!
「アンティークドール」は少し寂しい歌ですが、素敵な歌です。
これも伊藤蘭さん作詞です。
懐かしいです。
 
 
新しいソロアルバム曲の中に過去のこの2曲をここで入れたのには、ファンへのリハビリもあったのでしょうか?
 
キャンディーズ時代の2曲の後に
 
【Let`s・微・smilin`】
【マグノリアの白い花】
 
とアルバム曲を2曲披露した後、蘭さんのトークです。
 
あの“時”が甦ります
そう、あの“時”が…
 
 
聞き覚えのある、馴染みのあるBGMが「チャンチャンチャチャンチャーン!」と流れると観客総立ち!
特効の銀テープが舞います。
全キャン連の方々の「C・A・ N・D・I・E・S!」「ランちゃーん!」
のコールが鳴り響き、【春一番】で大盛り上がりです。
 
ただ、蘭さんも仰っていましたが、元々3人でキャンディーズ、一人だとなんだかしっくりこないようで、二人のダンサーの方々がそこを補ってくれました。
なんだかキャンディーズが復活したようで涙が出そうです。
 
その後もキャンディーズ時代の曲で盛り上がり、
【その気にさせないで】
【ハートのエースが出てこない】
【年下の男の子】
と客席大興奮!
 
41年前、後楽園球場で聞けなかった想いが今、この時に叶いました。
 
少し泣きました。
 
そして最後の曲、アルバムから
【女なら】
 
 
終わった後もアンコールの拍手が鳴りやまず、蘭さん再登場。
アンコールでアルバムから
【あかり】を歌ってくれました。
 
一緒にステージを盛り上げたダンサーやコーラス、バンドのメンバーを紹介して、挨拶。
 
「またお会いしましょう」
「皆さん、お元気でね、本当に(笑)」
と、高齢になりつつあるファンを気づかい、コンサート終了です。
 
素敵なコンサートでした。
本当に素敵なコンサートでした。
 
41年前の後楽園球場でのファイナルカーニバルとは比べられるものではないのでしょうが、今回の伊藤蘭ファーストソロコンサート、これはこれで凄いコンサートだったと思います。
 
誰かがTwitterでこの凄さを例えて書いていたけれど、前田敦子がAKB卒業の41年後の2053年、突如に歌手として戻ってくることと一緒なんだ、と。
 
そう考えると本当に凄いこと。
 
今後もまた、このような機会をもうけてほしいものです。
 
 
 
 
 
 
追記ー
終演後、元キャンディーズの藤村美樹さんとお会いできて、ツーショットを撮っていただきました!!
 
緊張したーー!
「人生で初めて自分で買ったレコード、『哀愁のシンフォニー』なんです!」ってお話ししたら
「こっちを向い~て~♪のやつですね~(笑)」
と笑顔で応えて下さいました!
 
もう41年目の奇跡!
 
 
 
顔を載せないんじゃ本当に本人と写したのか証拠にもならないのですが、なにぶんミキさんは今では一般の方ですし、写真は撮らせていただいたもののSNSに載せる許可も取らなかったし、そして何より自分の顔が見たこともないような緊張しまくりのとんでもない顔に写っていて、こりゃ目を伏せるだけじゃ耐えられない!の判断から全面顔無しになりました。
でもこの日の思い出に載せておきます。
 
ミキさん、本当にありがとうございました❤️
 
 
 
 
 
 
 
ちなみにダンサーの方のお一人が、【ドゥ・ユワナ・ダンス?(DYWD)】の時のanna先生でビックリしました💦