成長曲線の話をブログに書きましたが、俳優には「外見」という壁がどうしても立ちはだかりますから、内面やスキルの成長曲線とは違って、キャリアアップの部分で同じような成長曲線を描けません。
女性は5年毎、男性は10年毎に壁があるような気がします。
学生・フリーター・後輩・先輩・新入社員・会社員・上司
娘(息子)・孫・父・母・おじさん・おばさん・おじいさん・おばあさん
と求められる役柄が変わっていきます。
求められるスキルも変わっていきます。
幼い頃はスキルではなく、バランスで選ばれることも多いです。(父親役に似てるかとか、兄弟に見えるかとか)
小さくてしっかりした子が得です。5歳なのに3歳に、高校生なのに中学生に見えるとかです。
学生から社会人に見えるかどうか、これが高い壁です。
口調が違いますから、社会経験の少ない人はセリフで苦しみます。
親に見えるかどうか、これも高い壁になる人が多いです。
男性は子供の扱いが苦手な人が多いので、親に見えない。
子供の年齢によって、親の年齢も決まってきますから
そんなステレオタイプでカテゴライズして欲しくないのですが、
世情を反映するのがこの業界ですから、特別な役を得る(例えば高校生で母親になるとか、60歳で子供を産むとか)ことは滅多にないし、
滅多にないことをアテにして仕事は成立しませんしね。
何歳らしく見えるかと言う壁
俳優(大人)は世間一般の人に比べると若く見えます。
それが必ずしも得にならない。(得な場合もあります。もちろん!)
繰り返しになりますが、概ね、女性は5年毎、男性は10年毎に壁が来るように思います。
「30代前半」幼稚園児や小学生低学年の母、キャリアウーマン、主婦などで結果を出せていた人が気がつけば、書類が通らなくなってることって、よく起こります。
しばらくは宣材を変えたり、髪型を変えたりして30代前半に見える工夫をしながら、一方で30代半ばから後半に見せるにはどうしたら良いのかにもチャレンジしながら、幅を持たせながら
自分らしさを理解していかないと、壁は中々に厄介です。
ミッシングピースは毎週の会議の中で、
「この頃、○○は決まってないね」と言うのが話題になることが多いです。
その理由は様々ですが、たまたまってことはなくて
たまたまだったかもしれないけど、決まらないことが続くと精神的なバランスが崩れてきて深みにハマっちゃうので、
宣材を変えるとか、本人に相談するとか、対応策はないか検討します。
先日、ある女優の書類通過率が悪くなってるので、本人に相談して、宣材は変えられないものの、直近の写真や自己紹介動画を変えたら、1件最終候補に残ったと連絡がありました。
私がその女優に相談した、その日のうちに彼女は写真と動画を送ってきました。その行動が結果に結びついたのです。
その行動がスタッフのやる気を引き出したのだとも言えます。
そして、この行動の結果が、次の行動につながっていきます。
素晴らしい。
あ、話は女性5年、男性10年の壁のことでしたね!
事務所がアドバイスしてくれなくても、俳優は見た目にはこだわりを持っているでしょうから、
壁の一因が世間によるカテゴライズと自分の感覚とのズレかもしれないって気づくことはできると思いますよ。
そうして、ミッシングピースの彼女のようにすぐに行動に移してみましょう。
すぐに行動に移したら、ちゃんとアピールしましょう。
その行動力はきっと結果に繋がります!
その行動力は周りを動かします!!
