昨日、ZOOMを使ったナレーションのグループセッションの講師を私と一緒に担当してくれてる鎌倉梓が明日のセッションのテキストに新しい試みとして、掛け合いのある原稿をやったらどうかなと打診がありました。

原稿を探すのが難しいだろうから毎回は難しいかな。後、掛け合いがあるのはラジオCMだけの現場になるので、そう言う意味ではうちは、B社さんしかラジオCMのオファーはないので、B社さんの原稿しか実益はないかもと答えたら、

 

鎌倉「たしかに…(゜_゜)

締めナレを、それまでの流れを汲んで読む練習になるかなと思いました。」

 

そして面白いテキストを数点、送ってくれました。(テキストは鎌倉が改めて調べたら全てラジオCMのテキストだったそうですw)

 

ラジオCMに特化したナレーションは劇団系か声優系の人をキャスティングすることが多いと感じていて、

それじゃ、ミッシングピースは勝てない。

 

勝てないけど、勝ちたくなる。勝とうとする。

そうして自分の価値を見失う危険を孕んでいるので私は避けていたテキストでしたが、

 

 

せっかくの鎌倉の思い付きを実益優先で台無しにしてしまったような気がします。

反省して…、以下、二人のラインのやりとりです。(二人にとってとても学びのあるやり取りでした。読むだけでもいい刺激になると思うので、掲載させていただきます。)

「やってみて効果的かどうか あとで検証しましょう!

楽しいとは思うので受けはいいと思います。

 

鎌倉は行動の人やね笑

 

思いついたら行動に移さずにはいられない!!!

 

 

特に俳優として、突飛なこと・思いつき・勘・皆大事です。

だけど、それは基礎ができてる人に言えることだと思うの。だから鎌倉は思いつき大事でええねん。

 

一方で習う側の気づき、アイデアを大切にしてあげたいけど

思いつきに頼ったリ、逃げたり、口実にするから あんまり許したら毒になると思うねん。

 

変化を褒めないとね。

 

思いつきを褒めるのは才能を褒めることになるかと。やったらアカンことやね

 

思いつかない人が思いついたら、思いついても行動に移せない人が行動したら…褒める。変化だもんね。

いつも思いついてる人にはもっと求めるか、基礎を突いて思いつきそのものはスルーするとかね。

 

私は多分、導けてないけど、刺激し続けてるんだと思う。答えは個々の中と行動にあるんだよね。」

 

 

 

鎌倉

「なんだろう…その人の中で「回路」がつながったり増えたりしたことに気づいていけばいいんですかね…」

 

「マンネリや諦めは怖いから、面白がらせることも必要だと思うし 私たちもマンネリは良くないしね。

だから同じことを続けることと、違うことに挑戦する組み合わせのバランスだね。」

 

 

鎌倉

「そうですね!大部分は今までと同じこと、プラスちょっと違うことって感じがいいのかな…」

 

「そうですネ 変化について来れない人もいるでしょうから。

でも飽きる人と変化について来れない人、どっちを選ぶかと言うと…変化について来れない人を救わないと!

 

ナレーションセッションで飽きるくらいならこの仕事続きませんからね

 

ただ、毎回のセッションに目標とか目的とか持つことは教える側にはとっても必要なことですね。

1ヶ月の目標とかね。そうすると改善していくと思います。」

 

鎌倉

「長期目標を立てればいいんですね!!!!」

 

「1ヶ月とかワンクールとか毎回の目標が設定されると みんなのやる気もかわります。

コロナ対策と一緒やね!

 

長期目標と小刻みな目標とイメージ化、具体化ですねー

 

熱意はイメージ化・具現化が無ければ消えてしまいますからね。」

 

鎌倉

「うぉ~…何かを提供する側ってこんなに考えることあるんですね。ほんとにモチベーションを保つの大事ですね!

最初の頃の、「参加してくれるだけでうれしい♡」っていう気持ち(まさに初心)を持ちつつ、、、深刻になりすぎず、、、!

 

このバランスを意識するだけでもめっちゃ成長しそうですね。笑」

いつも思うのですが、セッションを通じて一番成長してるのは私なんじゃないかと。

セッションが無ければ、この会話すら無いわけですから。

 

行動を起こすことの重要性を反芻します。

 

さて、会話は続きました。

鎌倉

「あ、提案なのですが、MPセッションの頃みたいに、ひとりひとつは読みたい原稿を用意して、それを参加者みんなも読むのはどうでしょう?」

 

「いいですよ。参加者減るかもだけど。」

 

鎌倉

「ぴえええ」

 

「探せない人いるからねw 

待ちの姿勢、教わる姿勢の人多いからね。これは残念なんだけど なかなか突破しないよね。」

 

鎌倉

「待ちの姿勢でやる気ある人」っていっぱいいるんだな…」

 

「Aは個人レッスンやることになり、れいちゃんは夜中にレッスンやってる。Bは自分で録音したのをスタッフにメールしてくる。今のところ変化があったのはこの3人

これはこちらのレッスンの目標設定とかがないことも関係あるだろうと思います。

 

表面上、行動に移していない人の中で、

CとDはバイトで参加できない。Eは今は、あれで精一杯いっぱい頑張ってるんだと思う。

Fはどうかな、わかんない。Gはモチベーションが下がってるんだろうと思う。

 

Hは自分のペースがあるから、プレッシャーかけないでいいんだけど、最近、私と話すようになって、これから来るようになるんじゃないかと。」

 

鎌倉

「それぞれですねぇ」

モチベーションが下がるときはあります。

かく言う私だって、このステイホーム週間はブログにさえ向き合えずに色々と考えた日々でした。

 

ただ、モチベーションは上がってくるときもあります。(アクションを起こせば、上がりやすくなるようにも思います。)

 

モチベーションが上がったら行動に移さないと!

思ってても行動に移さなければ何も思っていないのと世間から見たら変わりありません。

行動に移さなければ、その思いが正しいのかどうか、改善する余地があるかどうかも分かりません。

 

行動が思いつきを呼び起こすこともあります。

 

 

棚ぼた…

 

棚の下に行かなければ、落ちてきたぼた餅をせしめることはできません。