俳優との取り組みを象徴するような出来事が必ずと言っていいほど、毎日あります。
以前は私が彼らを刺激し、彼らがそれに反応してきたパターンが多かったのですが、9月から顕著に彼らからの働きかけが増えたように感じています。
それはきっと、プレイングマネージャーが急に退職して、その穴を自分で埋めてみたいとみんなに宣言して以来、俳優と社長ではなく、俳優とマネージャーとしての付き合いが始まったためだろうと推察します。
俳優としっかりと取り組むことは私の矜持です。
年末を迎え、この1週間で起こった「俳優との取り組み」を示す出来事を整理してみようと思いつきました。
そうすれば、今年のマネージャーとしての自分を再確認し来年に活かすことができると思うのです❤️
まずはその1
ミッシングピースでは必要に応じて、年に2回以上、個別で面談しています。
*”必要に応じて”と言うのは面談するまでもなく、コミュニケーションや飲みニケーションが取れてる人は”必要ない”のです。
最近は11月くらいに契約更改についての面談をしました。
1年を振り返り、俳優のキャリアを確認し、来年のビジョンについて語り合いました。
その中で繰り返し、面談した全員に話したのは
「金の卵より、金の卵を産むガチョウを育ててる、今の結果ではなく将来につながる行動を取っていることをサポートしたい、評価したい。心と身体と頭と人間関係をビジョンをもって育てていくこと」です。
面談から1ヶ月ほど経ったある日、女優Aがビジョンについてラインで伝えてきました。
曰く「書いては消し、消しては書きの繰り返しが続きましたが、一度共有させて下さい。」だそうです。
たくさんの目標…夢が書かれていました。
私の期待していた内容とは違っていましたが、最も大切なことは彼女が自分の未来と向き合い、それを私と共有しようとしている行動です。
だから、何とか具体化できるものはないか、どこから話してやれば、せっかく出てきた”どう思われるかなと恐れる心を乗り越えた行動の芽”を摘まずに、その芽に光と水を与えるような言葉はないかなと考えながら3日経ちました。
今日、寒い中、日課のジョギング中に、3日も放置して、きっと彼女は不安になってるに違いない、でもどうやって話そうかな。。。と考えてると、肉離れになりました(^◇^;)
さっさと電話しなさいよ!ってお告げだわ(~_~;)
走れなくなった残りの家路1キロ(家の近くで肉離れになってよかったですw)歩きながら彼女に電話しました。
(電話しないと肉離れに気持ちが集中してしまい、痛いったらありゃしないんですもんwww)
思いつくままにもっと書いたほうがいい。
書ききれば、一つの項目が叶えば、ついでに叶うものがたくさんあるはずだから、その中でどれが最優先か
どれが自分らしいか、自分の得意なスキルや人間関係が使えるか
絶対に捨てられないものは何か
考えていけばいい。
それで残ったものについて、一緒に考えよう。
誰の作品に出たい、誰と共演したいと思うなら、
その理由は何か、
どんな作品に出たいか、
その作家の特徴は?作品は観れたか?情報は得られるのか?人間関係でつながりはないのか?
もし、その作家と実際に会ったら、何を話す?何をアピールする?
そうやって具体的に考えると、今できることがだんだんと分かってくるから、
分からないかもしれないけど、何が分からないかは私と話せば分かってくるから、
もう一回、いっぱい書きなぐって、それを整理してごらん
ずっと言ってきてる言語化(具体化)のコツを少し話しました。
私は彼女の”行動の芽”を摘まずに済んだかな。。。
彼女なら、きっと自分と向き合い、将来の自分と向き合い、またまた何か連絡してくれる、そう信じて電話を切りました。
(自宅にも着きましたし。今度は接骨院に向かわねばなりません。汗かいてるから、シャワーしないと風邪ひきますし)
ミッシングピースにはナレーションや準所属の人(ホームページに掲載するに至っていない人)とスタッフを含めると30人余の人がいます。
その一人一人と毎日、関わることは容易ではありませんが、
その一人一人と特別な結びつきを持って仕事をしていくのが私の矜持です。
年内は私の矜持を示す7つの出来事をお伝えして、ブログを引き締めていきたいと思います。