所属になると、いきなりバンバン決まるすごい人もいますが、コンスタントに仕事が決まるようになるのに普通は半年くらいかかります。

 

(所属になるまでに半年、1年、2年かかる人がいるのは大政凜や丸山奈緒の話をしたばかりですね!)

 

遅い人は1年くらいかかる人もいます。

 

事務所ですから結果を求められます。

 

けど、事務所ですから結果だけで判断するわけではありません。

 

大事なのは”兆し”

 

”兆し”のある人は本人が望めばもう一年、ともに切磋琢磨です。

 

でも”兆し”のない人は契約更改できないのです。

 

厳しいかもしれませんが、別の角度から考えると

”兆し”はあるかもしれなくて

 

それを私たちが感じ取れないだけなのかもしれないのです。

 

私たちがその魅力を感じ取れなければ結果を導き出せるわけがないのです。

 

私たちと契約更改しなかったことがきっかけで俳優を廃業した人もいます。

 

私はその人たちともまだ交流があります。

その人たちはみな、幸せそうです。

 

 

内心、とてもホッとしています。

 

 

 

プロダクションの仕事は

”見つける””育てる””売る””管理する”です。

 

 

ミッシングピースでは無料の定期的に模擬オーディションというオーディション対策をしています。

 

クローズドの監督ワークショップもしています。

 

面談は年に数回しています。

 

”育てる”責任は十分ではないかもしれないですが果たそうとしています。

 

”売る”努力も怠ってはいません。

 

それでも結果に結びつかないのだとしたら、私たちではその俳優の価値を引き出せないってことなので、

それを所属前に気づけなかったことを申し訳なく思い、影では手を合わせながら、契約を打ち切ります。

 

 

今、たくさんの所属希望の問い合わせがあるので、たくさんの才能と出会うことでしょう。

 

その才能を引き出せるピースを見つけれるかどうか、責任重大です。