昨日の模擬オーディションは充実していました。
演技以外で私が教えたことをまとめて、今朝、模擬オーディションのグループライン「切磋琢磨」に投稿しました。
1、監督やメーカーによって演技が「見え透いてる」のか「素人っぽさ」か「映像的」か「アニメチック」か、など特徴がある。オーディションを受ける前にそれを把握できたら、準備することが変わる。
2、オーディション会場で周りを見回して、自分がなぜ呼ばれているのかを考える。
小劇場系の人が多いなと感じたら、
モデル系の人が多いなと感じたら、
てんでバラバラな感じだったら、
対応はレクチャーしましたね。自分でフィードバックしてくださいな。
3、座右の銘の話をしました。
自分の座右の銘を探してくださいね。何個あってもいいし、変えてもいいし。
私のは「自ら機会を創出し、機会によって自らを変えよ」でした。
4、きっかけを捉えて、俳優として知っておいたほうがいい知識を取り込んでいきましょう。
昨日は「溝口健二」「白石和彌」が出てきたから、その二人については少しは話せるようになってほしいなと思います。
後半では「シェイクスピア」「ギリシャ悲劇」「新国劇」が話題になりました。
調べるだけで済ませないで、話せるようになることが大事ですよー。
5、4にも関連していますが、リベラルアーツ(一般教養)もついでに手に入ります。
昨日は太宰治「津軽」
「いきの構造」九鬼周造の話もしましたね。青空文庫に出てました。
私が話した縦縞の部分も出てました。
『自由芸術として第一に模様は「いき」の表現と重大な関係をもっている。
中略
しからば、いかなる種類の縞が特に「いき」であろうか。
まず、横縞よりも縦縞の方が「いき」であるといえる。着物の縞柄しまがらとしては 後略』
考えてみれば、模擬オーディションってやりっ放しだったと思い、振り返りノート作戦を展開することにしました。
再びグループラインに投稿しました。
おはようございます。
昨日、参加の皆さん、お疲れ様でした。
昨日、参加の人はノートに昨日の振り返りを書き込んでください。
私からコメントあれば、つけます。
文章に書くってのも大切ですからね!!面倒がらず、できるだけ早いうちに書き起こしたほうが覚えてるし、思い出すことが多いですよ!
頑張れ!
そしてすぐに丸山奈緒と辻香音が投稿してました。
すぐに行動に移すところは素敵です!(丸山は”みゆきイズム”と名付けてますw)