今朝、早朝に携帯がなりました。
そんなことは実は割とありますw
3日前、停まった電車から現場に遅刻するかもしてれない、一駅だけだから走っていく、その旨は同じ現場に入る守谷周徒に連絡済みだと携帯で知らせてきたのは多田昌史だったことを
彼の好判断をお伝えしたばかりですね。
深夜、夜中、早朝に携帯が鳴ると、俳優(もしくはスタッフ)の名前を確認しタイムツリーに思いを巡らせます。
ミッシングピースの所属俳優はタイムツリーでスケジュールを俳優と共有しています。
仕事に関するトラブルかどうかのアテをつけるわけです。
(仕事じゃないな…)
そう思いながら携帯に出ました。
「どうした?何があった?今、どこ?」
トラブルがあると人は自己防衛の気持ちが働きます。
頼っているにも関わらず、必要な情報を話さないことがあります。
私の矢継ぎ早の質問に電話の主はロボットのように答えました。
私は事実のみを聞き取るように注意を払いました。
私が遠隔操作で助けてやれることは、タカが知れています。
大事なのは本人が冷静に対処することです。
場合によっては私がトラブルの現場に駆けつけることも、誰かを向かわせることもありますが、
それでも私たちが到着するまでの間は本人が対処するしかないから
助けて欲しいと連絡してきた者には
必ず助ける。でも、まずは自分で対応しなければならないと覚悟を決めさせる必要があります。
昔、付き合っていた彼氏。
何も理由がないのに「大丈夫だよ」と言い続ける人でした。
彼の優しさはトラブルがあると、私を苛つかせました。
とても優しい人でしたが、
根拠のない慰めは打つ手のないことを示しているかのように感じたものです。
今朝の電話の主が慰めを期待していたのか、具体策を期待していたのか、真意はわかりません。
一般的に女性は慰めを期待することが多く、男性は具体策を期待することが多いかもしれません。
私は俄然、具体策派です。
自分が冷徹なのかなぁと感じることもありますが、
起こってしまったことは取り返せません。
起こったことを受け入れる覚悟が必要です。
根拠のない慰めで誤魔化さず、具体的な救済策、応急処置を考える。
やれるだけのことを考えて一つずつ、対処するのみです。
ただ、頼れる人がいると思えると強くなれるだろうから、
早朝の電話で2度寝を遮られたことよりも
電話の主のトラブル云々よりも
頼られた人間であったことが少し誇らしい朝になりました。