昔、日本を代表するイベントプロデューサーがプロデューサー業について教えてくれました。

 

「お金を集める仕事じゃない。お金は当たり前かw

 

一番大事なことは、何かを生み出そうとして人が集まった時、それぞれが自分の思い、考えをバラバラと好き勝手に言うものです。

 

優れたプロデューサーはプロジェクトに参加している人、全員が、”それこそ、自分のやりたかったことだ!それは自分の意見だ。自分の思いが遂げられた”と思い、有らん限りの己の力を出したくなる場を作ることです。」

 

私がプロデューサーを名乗る時、会社を経営する時に大切にしている教えです。

 

とはいえ、自主の興行や映画の場合は勝手が少し違います。

私の場合は組む人のクリエイティブを尊重することを優先しています。

 

クリエイティブの担い手が準備稿でつまずくことはよくあることです。

また、準備稿から決定稿に至る時に、経験値のある人からアドバイスを受けて迷いだしてしまうこともよくあることです。

 

実は私、今、まさに2本の映画と1本の舞台(舞台って1本って呼ぶのだろうか…)と2冊の書籍が準備稿段階にあり、2本の映画について脚本家がつまずいています。

 

舞台の方は締め切り前なので、進捗状況は分かりませんが、きっと四苦八苦しているんだろうなと思います。

 

苦労して生まれたものだから、良いものとは限らないし、簡単に生まれたものだから悪いものとも限りませんが、

だいたい、準備稿は皆、苦しみます。

 

締め切りを1ヶ月伸ばしても満足できるものが出来ない、彼に伝えたい

 

いろんな人がいろんなことを言う。良かれと思って、失敗させたくないから、いろんなことを言う。

その好意はありがたいのだけれど、ブレないで欲しい。

 

この映画は良い意味で自主映画です。全ての責任はワタシとアナタにあります。

 

だから、アナタとワタシでしか出来ないことをやろう。

正しい映画でもなく、映画らしい映画でもなく、売れる映画でもなく、

評価を気にせず、今までの実績にこだわらず、囚われず、

 

アナタとワタシでしか出来ないことをやろう。

 

そのための苦労をワタシはしたい。