このブログで「学校で教わらなかったこと」について時々、書いてきました。
世の中に出てみれば、こんなこと学校で教わらなかったわ!と思ったことはありませんか?
学校で教わることが全てであるはずがないのだけれど、そう思う節がありませんか?
だって学校の評価って絶大な威力で私たちに覆いかぶさってきましたからね。
今日は学校での評価が高かった人が陥りやすい心理的な罠について考察してみようと思います。
*ミッシングピースにも元、優等生だっただろうなという人がいっぱいます。萬歳光恵は高専:高等専門学校卒です。
優等生は単に勉強ができるだけでなく、品行方正であることが必要です。
スポーツで評価されてる人にも、品行方正は重要な評価対象です。
品行方正というのは学校(社会)にとって都合がいいのです。
子供を飼いならす、大人の都合です。
世界の事情は知りませんが、日本の学校ってマズローの法則を当てはめると
人間の欲求5段階説
1.生理的欲求
2.安全の欲求
3.所属と愛の欲求
4.承認の欲求
5.(超越的でない)自己実現の欲求
6.(超越的な)自己実現の欲求
1とか2とか3とかを満たすために頑張りなさいって教えてる気がします。
そこで頑張れば4を満たしてもらえるという。。。
だいたい、学校ってインプットが多くてアウトプットが少ないです。
私は今、アクティングコーチtoriさんのスタジオで「俳優道場」っていう俳優として生きていくための知恵のようなものをレクチャーしています。
2時間半(先週は3時間15分くらい、やっていました(^◇^;)、20人を相手にしているので、どうしても私から受講者へのインプットになりがちです。
なるべくインプットに偏らないようにアウトプットしてもらうように工夫していますが、骨が折れます。
インプットが中心の場所で品行方正になって、承認欲求を満たしてきたら、社会で伸びていくために邪魔になる悪癖がついてしまうことに気がつきました。
最近、読んだ本「HOW WOMEN RISE」(できる女の法則)
*個人的にこの日本語のタイトルがイケてないですw
で取り上げられている12の悪癖を引用してみます。
1、自分の実績をきちんと言わない
2、あなたの仕事ぶりを他の人が自然に気づいて報いてくれると期待する
3、専門性を過大評価する
4、人間関係を築くだけで活用しない
5、初日から協力者を得ようとしない
6、キャリアより仕事を優先する
7、完璧主義の罠に陥る
8、喜ばせたい病
9、矮小化する
10、やりすぎる
11、反芻する
12、自分のレーダーで注意散漫になってしまう
詳しくは書籍を読んでくださいねw
(宣伝しているわけではないですが、面白かったです。ただ、海外の本なので、日本女性に一概に当てはまらない部分もあり、翻訳がまどろっこしくてアカンところもあります)
インプットが多くアウトプットが少なく、かつて優等生だった方へ…
学校で教わったことはキャリアアップするためには邪魔になる場合があります。
あなたの行動規範はもしかしたら、自分を縛り付けているかもしれませんよ!

