”ハリウッド俳優事情”について話す前にここで扱う”ハリウッド”とは

アメリカ合衆国カリフォルニア州のロサンゼルス市にある地区で、映画産業の中心地。
また、全世界の映画に影響力のある「アメリカ映画」そのものを指す

 

つまりはアメリカ映画俳優の環境について触れてたいと思います。

 

以前にも(なんども)書きましたが、ハリウッドは「出演交渉」「金額交渉」「契約交渉」など仕事に関わる取引をする仕事”エージェント”業務と

 

スケジュール管理などの”マネジメント”業務が分かれてます。

 

ベテラン俳優ともなると、大抵マネージャーを付けていて弁護士、会計士、アシスタントまでも自分で抱えることが多いのだそうです。

 

アシスタントとは多分、付き人かな…

 

弁護士…

日本の場合は法的なサポートも事務所が扱うことが多いです。

 

会計士…

俳優一人一人が確定申告するので、税務的なことは個人で対応している俳優も多いのかもしれません。

 

随分、日本と違いますねー。

 

日本との大きな違いに

(全ての俳優が契約しているわけではなりませんが)アクティングコーチの存在があります。

 

監督・脚本の意図や演技法を役者に伝える俳優の側に立つ人です。

アスリートのコーチと同じですね。

 

日本の場合、子役などはマネージャーがこのアクティングコーチのようなことをされていることもあります。(親御さんがコーチングしていることもありますね!)

 

今では日本でもアクティングコーチが増えてきているようで

一般社団法人日本アクティングコーチ協会も設立されました。

 

私がお付き合いのあるのはハリウッドで”メソッド”を学んできたtoriスタジオのtoriさん

(何人かのミッシングピースの俳優がtoriスタジオに通っています)

 

 

ところでコーチ”Coach”の語源をご存知ですか?

「COACH」=「乗り合い馬車」
すなわち、[大切な人を、現在その人のいるところから、その人が望むところまで安全に送り届ける]という意味。

最近、コーチングという考え方も広まっていますが、この語源をあてはまると

[クライアントの目標の達成をサポートする]とということになりますね。

 

さらに脱線して恐縮ですがアスリートのコーチは英語圏で使われる言葉で

ヨーロッパの他言語圏ではトレーナーになるそうです。

 

話を戻してハリウッド!

 

ハリウッドにはSAG(Screen Actors Guild:米国俳優組合)があります。

 

映画以外の俳優業にはAFTRA(American Federation of Television and Radio Artists:米国テレビ・ラジオアーティスト組合)があります。

 

アメリカで製作される映画は、学生製作作品から映画スタジオ管轄の作品まで、ユニオン規定に基づいて作られています。
製作会社は「SAG」に登録し、許可されるとSAGのメンバーである俳優を雇う権利がもらえます。
ユニオンに登録せずに製作される作品は「ノンユニオン映画」と呼ばれ、ノンユニオン映画はSAGに登録していない「ノンユニオン俳優」しか雇うことが出来ません。
全ての俳優は、最初は「ノンユニオン」からスタートして、キャリアがついてくると、アメリカでの必然的な過程となる「ユニオン俳優」になります。

 

日本にはこのような組織はありません。つまりは全員がノンユニオンですが

日本にもユニオンのような組織を作ろうとしている俳優が出てきているようです。

 

それぞれのお国の事情があるので、

ハリウッドと日本を比べて、日本が悪いとか、ハリウッドに見習うべきとは決めつけるのは拙速だと思いますが、

 

取り入れる方法を吟味しながら、取り入れた方がいいことはドンドン試してみたらいいのではないかしらと考える今日この頃です。