5月4日に宣材撮影をします。

 

年に4回は宣材を撮っているのですが、そのたびにあーだ、こーだと俳優とやり取りします。

*去年年末の宣材撮影のようす

 

ミッシングピースで初めて撮る俳優には特に色々と注意したり、進言したり。

 

どんな写真を撮りたいか、どんなところを撮ってほしいかを事務所側と俳優側で具体的に明確にしていく作業です。

 

そのイメージが固まったらカメラマンとメイクさんに言葉や写真で伝えます。

 

準備が大切。

 

イメージを共有するのは難しい作業ですから、中々はかどりません。

 

1回の宣材撮影で5,6人の俳優が3パターンくらい撮ります。

固めるイメージは20ちかくになります。

 

人は変われど、イメージは変われど、やることは同じですから、今回初めて、宣材撮影の諸注意というマニュアルを作りました。

 

今回が初めての女優が受け取ってすぐに

「お名前、XXさん、〇〇さんとお読みするので合っていますか」と聞いてきました。

 

昔、俳優を目指している人達で練習と経験の意味で自主映画を撮るプロジェクトを手伝ったことがあったときの話を思い出しました。

 

クランクインの一日目が終わるとき、俳優の卵ちゃんを全員集めて

「この作品の監督の名前を言える人は?」

 

当然、みんな答えられます。

 

「プロデューサーは?」

これも答えられます。

 

「では助監督さんの名前を言える人は?」

 

二人だけ。

 

「では、照明部さんの名前を言える人は?」

 

誰もいません。

 

何故、俳優になりたいか、どういう俳優になりたいかと尋ねると

「作品の一部になって・・・」と答える人が結構、います。

 

その考えは素晴らしい(当たり前なんですけども。答えるほどの答えではないのですけども)

のですが、その行動は撮影スタッフの名前さえ知らない俳優が多いのです。

 

昨日の加藤啓のドラマ撮影で、啓さんが台本のスタッフ欄を注意深く読んでいるのに気がつきました。

 

以前にお仕事したことがある人かどうか、Checkしているのです。

 

私たちは、「人」と仕事をしているのであって、役目と仕事をしているわけではないと思うのです。

 

「資料を渡されたら人を見る」これこそ、人と仕事をする姿の表れです。

 

私は彼女に

「二人とも宣材は彼らのスケジュールに合わせて撮ってるの。

 

XXさんは宣材を撮ることにこだわりと価値を置いていて、

その人の仕事の「始まり」なんだと思ってくれてるの。

 

〇〇さんは大好きなメイクさん。

 

ヘアとメイクをバランスよく出来るメイクさんで、気遣いがすごくて、そして映像専門」と説明しました。

 

役目ではなく、「人」を感じてもらうためにその方たちの人柄と仕事ぶりが少しでも伝わればいいなと思いながら説明します。

 

人を繋ぐのが私の役目ですから。

 

さぁ、準備を整えて宣材撮影です。

 

写真がそろえば、順次、新しく仲間になった俳優を紹介させていただこうと思います(^^♪