舞台が落ち着いて、少し時間に余裕が出来たので
加藤啓による演技ワークショップが再開しています。
カトケイワークショップは
元々、ミッシングピースの俳優を対象に「俳優をアイドリング状態にしておく」という私のミッションを加藤 啓が引き受けてくれた演技ワークショップですが、
再開するにあたり、内内でやり続ける段階から、知り合いにも参加を呼びかけてみることになり、
特に俳優である必要はなく、演技と無関係の職業の方も参加OKというルールを試しています。
作業療法士を目指して専門学校に通っている私の次女も参加したことがあります。
次女は高校時代に演劇部にいたこともあるからか
「ホンマに面白かったわ~。また行くっ!!」
と言ってます。
(今、病院研修中で時間が合わず、不参加となっています。)
さて、話を戻して。。。
昨日は総勢9人。
うち、ミッシングピースの俳優が3人。外部の方が6人。
外部の方の方が多いやん(-_-;)
そうなんです。元々、所属人数が少ないですし、繁忙期なので
撮影やら、収録やら、オーディションで、なかなか参加に至らない俳優がおおいのです。
さてさて、話を戻して。。。
ここのところ、私が見学すると俳優が「構えてしまう」と思って、遠慮してたのですが
外部の人が多いということを踏まえ、うちの俳優が「構えて」いるかいないか興味もあり、
見学させてもらいました。
カトケイワークショップ、
当初は「感覚」に目を向け、耳を澄ませ、触覚を研ぎ澄ますことに重きを置いていました。
参加した俳優からのレポートに依ると
いつしか「感覚」から「信頼」にシフトして
自分の感覚を「信頼」し相手に委ねる。
相手の感覚を「信頼」し受け入れる。
ことに取り組んでいるらしいのですが、
昨日は
相手を楽にする、相手から引き出すことがテーマだったように感じました。
(カトケイワークショップは「テーマ」を掲げて取り組んだりしませんが。。。)
それを見ていて
あっ、これは自分ひとりにも出来ることだなと考えていました。
自分の思いつきを
「いいですねぇ~。それ、やってみましょう」って受け入れると
もっといいアイデアが浮かぶものなんじゃないかと。
演技ワークショップに一般の人も参加してもらいたいという加藤啓の想いが
少しわかったような気がしました。