鎌倉 梓が出身校の演劇部の合宿の講師に招かれました。

 

 加藤さんやマンミさん(歌のレッスンの先生)から教わったこと、池田文庫から得た知識を、中高生に伝えてみようと思うと、自分自身でもそれを何度も噛み砕く作業が伴いました。

と同時に、「このワークはこんな狙いもあるのかな」といったことを改めて考えたり気づいたりすると、加藤さんの頭の中を少し覗けたような気分になりました(笑)

みんなの様子を観察して、その子達が今欲しがってるものを察知して、やってみて問いかけて、とにかくじっくりゆっくり話を聞いて、何かが返ってきて広がって…その繰り返しってすごく楽しいなと思いました。

やってるうちに、私が問いかけなくてもみんなで勝手にそれをやり始めるのが可愛かったです(笑)

そして、教えるということは教えられるということなんだなぁ、としみじみ思いました。
顧問の先生にも頼まれたので、これからも母校にちょこちょこ足を運ぶかもです。

という合宿報告でした。

 

いい経験をしているようです。

 

それにしても

「みんなの様子を観察して、その子達が今欲しがってるものを察知して、やってみて問いかけて、とにかくじっくりゆっくり話を聞いて、何かが返ってきて広がって…」

 

という部分は

私が普段、俳優と接するときに気を付けていることとほぼ同じです。

 

つまり、俳優の様子を観察して、その俳優が今、悩んでいること、困っていること、伝えたがっていること、欲していることを察知して、探ってみて、とにかくじっくりゆっくり話を聞いて、そのうちに反応があって、その繰り返しです。

 

鎌倉はそれをすごく楽しいと言います。

そうか、私は楽しいんだなと気が付きました。

(「そうか」は鎌倉の口癖ですw)

 

我が子に教えられるとは、正にこのことですね。