今日は、辻香音のレポートをそのまま、ご紹介させていただきます。
「素敵な出来事がありました^ ^
かなーりとんでもなく長くなりそうなので時間がある時に読んでくださいね💓笑笑
お盆前に鳥谷さんとセリフの読み合わせの時間を作って頂いていたので、先日の歌のレッスンの後に読み合わせをすることになっていました。
その日はかおりさんも歌のレッスンに参加していたので鳥谷さんとかおりさんと3人で事務所に帰りました。
事務所では3人きりです。
事務所に帰ったら私は読み合わせの前にかおりさんの歌のレッスンで使うコンコーネを借りて先に進んでいた分を写させて頂いていたのです。手持ち無沙汰のかおりさんは私と鳥谷さんが読み合わせに使う予定の台本を読みはじめました。
すると、鳥谷さんがなんの前触れなく、唐突に、その台本を読み始めたのです。
さらに、かおりさんが何の迷いもなく相手役のセリフを読み始めました。
辻は、何事?と思いつつコンコーネを写してます。
すぐにセリフを読み始めたのだと理解しました。
2人はどんどんとその台本の世界に入って行きます。
留まることを知らず1時間ほどその読み合わせは続き、丸々いっぽん分お二方は読み終えてしまいました。
その横で早々にコンコーネを写し終えていた私は聞き入り、すっかり入り込んでしまい、涙を流しています。
後ろに予定があったので私は読み合わせをする事なく事務所を後にしたのですが、
本当に幸せな時間でした。
台本の内容を触り程度知っていたのですが、
「あっ初めて名前呼んだ!」
「ずっとこれが言いたかったんだ…」
「言いたいことって、肝心な事って、人は大した事ないふりして言うんだな」
「このセリフ、実は空元気だったんだ」
「切ない言葉をそんな明るく言ったらもっと切なくなる」
とにかく、本を読んだだけでは想像し切れなかった気持ちが溢れ出てきました。
かおりさんも鳥谷さんも
辻ちゃんの時間を奪ってしまってごめんね!
と言ってくださるのですが、
私には、心優しい先輩が、後輩に発見を与える機会を作ってくださったとしか思ません。
こんな機会、滅多にないと思います。
本当に貴重でかけがえのない時間でした。
やっぱり、ミッシングピースの先輩俳優の皆さんは後輩思いで優しくて最高です。
長々と失礼致しました(^^;;」
羨ましい。。。私もその場にいたかった。