わが命と引き換えに、新しい命を産み出すサケ。
死力つくした産卵に 親のいのちは尽き果てる。
20年ほど前に創った歌
「遡上の詩=そじょうのうた」
アユが生まれ故郷の川を出発し再び帰って来るまでの苦難の旅を描いた歌。
北の大地・北海道は根室平野。春の雪解けを待ってアユたちは遠く離れたオホーツクへ苦難の旅に出ます。そして四年後大きくなった親アユは、ふるさとの川へ遡上(回帰)します。生まれた標津川(しべつがわ)がどうしてわかるのか、未だに謎とされています!!
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遡上の詩(そじょうのうた)
詩・岬坊真明 曲歌・神田智士
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【1】
根室平野の 春を待つ
標津(しべつ)川原の サケたちよ
激流下り オホーツク
苦難の旅に 向かうのか
【2】
四年たったら ふるさとへ
北の海から 幾千里
迷いもせずに はるかなる
標津(しべつ)の水が わかるのか
【3】
死力つくした 産卵に
親のいのちは 尽き果てる
身を打ちつけた 川床(かわどこ)に
遡上の詩(うた)が 流れゆく
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