咳は残っているが8割方元気が戻った。
熱の間にいろいろ片付けることが溜まってしまった。
整形外科に行った。
1週間前の採血、結果の説明。
ビタミンD剤のランクを上げるために腎機能の検査。
そんなにひどくはないけど、ランクは上げられないみたい。
やっぱり骨の整形外科。
骨関係のお初の検査項目。
リン、副甲状腺ホルモン、ビタミンD、破骨細胞マーカー、コラーゲン。
グチュグチュ練って埋め込んだ小さな臓器、本当に働いている。
何か、感動してうるっとなる。
この検査をなぜがんセンターでしてこなかったのか、ずっと謎。
がんにしか関心がないから骨粗鬆症とかはどうでもいいんかも。
「先生、膝にヒアルロン酸の注射お願いします」
「痛いの?」
「右膝があるタイミングでブチッと音が出て痛みます」
「右だけ?」
「注射は両膝に」
「右はほんの少し水が溜まっているね」
「そうですか」
「左なんか全然溜まってないよ」
「はい」
「ともかく体重を落とすこと。少量の食事を30回噛むこと」
「ランニングマシンは?」
「骨が擦り切れるのにあんなんで走る人の気持ちが分からん」
「……」
「体重は食事で落とす。筋肉は筋トレで。しっかりやりなさい」
「はい」
「湿布、いる?」
「はい」
「サプリは全部やめてね」
湿布の説明を読んでビビる。
剥がしにくいという注意と、1日1枚の指示はあったけど。
湿布のくせに、どんな重篤な病気に使うんかと思うような副作用。
自動車税をコンビニで払い込み、かかりつけの外科胃腸科に行った。
2ヶ月以上前の採血、結果の説明。
以前から気にしていたTSHを初めてかかりつけ医で検査。
絶対に減らされると確信していた。
案の定、25マイクログラムのチラーヂンが中止になった。
ほんと、がんに特化した病院は患者の心臓とかは関心が無さそう。
「先生、検査結果を異常なしでコンプリートしたいんですが、クレアチニンは自力で下げることは出来ますか?」
「出来ますよ。塩分を控えて、ミネラルウォーターやお茶をたくさん飲んで、オシッコをどんどん出していたら下がります。ダイエットして下さい」
腰痛の湿布を2ヶ月分。
何だか怖くて、貼らないと思う、多分。
湿布ごときも立派な薬だと実感した