「認知症」とは、脳の機能障害であり、かつては「痴呆症」と言われ、
精神病院で精神科の治療となっていたが、イメージが悪いため、
心療内科での治療となってきている。
長い期間で症状が進行するのである。(名前が出てこない、物忘れ➝
メモをする➝メモをなくす➝メモしたことを忘れる、覚えていない)
当初は自覚症状があるが、最終時では覚えていないのである。
「記憶にございません」と政治家がうまく使い、罪を逃れていますが、
認知症患者は、言ったことや食べてことなどを完全に忘れ、
覚えていないのです。
だから、いじめられていると思い、乱暴にもなってしまいます。
症状とうまく付き合っていく患者は少ないものなのです。
脳の機能や司る領域の研究は、2度の大戦(頭部損傷の兵士を
多く診ることができ)で大きく進歩しまし、今では、活性化している部位や
脳梗塞で死滅した部位などは画像で裏付けられるようになっています。
また、記憶力などの脳機能にも加齢性の変化は存在しますが、
どちらかと言えば、記憶した場所が分からなくなるのです。
特定の時代を明確に覚えていたり、食事の準備など身体の
決まった動作などを伴う記憶などは、よくつながるようです。
高齢者が骨折なので寝たっきりになると、2,3か月で脳萎縮がみられ、
症状が急速に悪化します。
何もすることがなく、食事も定時に与えられ、天井を見ているだけ
になると、救いようがありません。
刺激がないと、機能はせず、機能そのものがなくなってしまいます。
仕方がないですね。