無謀な3本計画の2本目
新宿武蔵野館にて 
 
エターナルメモリー
 
 
当初予定しておらず、
昼過ぎに終わる映画と
夕方に始まる映画の間に
ちょうど時間が合って、
つい飛びついてしまったのだが
しまったな、これ、
ドキュメンタリーだったんだ
 
チリに暮らす初老の夫婦、
夫は元ジャーナリストのアウグスト、
妻は女優であり文化大臣も務めたパウリナ
 
おしどり夫婦の二人は
夫のアルツハイマー発症でも
変わらず一緒に過ごしている
 
南米らしく明るい家の作り、
音楽に満ちダンスに興じる二人、
病気であることも忘れるような
明るさに満ちていたのだが、
やがて病の進行と共に
明るい夫にも不穏な行動が出てくる
 
鏡に映る自分がわからない、
前妻との子どもたちや友達の不在、
パウリナのことも時々わからない
そんな自分が情けないのか、
言葉を荒げることも出てくる…
 
そんな中に、
昔の実際の映像が入り
今との変化も際立つが、
彼のなしてきたことの大きさも
しっかりと描かれているからこそ
この人間の末路とでもいえる道行が悲しい
 
しかしそこにある夫婦愛が
どんな介護や福祉よりも大きく、
それが正しいかどうかは
介護に携わるものとしては微妙だが
この夫婦だからこその道なのだと
深く感じ入る
 
でもま、正直にいうけど、
懸念通り、途中結構爆睡した〜
ドラマだと思って行った甘さもあり
バカだな自分、
でもこれ自体はいい作品であり、
って、どの口が言うのかだが…
とほほ〜〜〜
 
では、ちょっと気を取り直して、
本来のメインイベント、
次なる作品へ移動する〜〜
が、これこそ実は睡魔が怖いんだ…
 
 
 

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