いよいよ時間に都合がつかず〜〜
ホットヨガの後にこれしか…
グランドシネマサンシャイン池袋にて
 
デッドプール&ウルヴァリン
 
 

前作のデッドプール2

なんと6年も前に京都で観たんだった

で、今回は予告編で十分、ってか、

ウルヴァリンの方を知らんのでね〜

さすがにマーヴェル映画は守備範囲ではない

 

だがもう正直やけっぱちで、

わからんかったらそれでもいいやとね

 

冒頭の説明シーンには

もはや眠気もさしてきて、

いいやもう、と、寝落ちしそうだったが

さすがにそうもいかない派手な展開

 

時間軸を操ってるらしいヤツが

なにやらやらかしてて、

それを阻止すべく、デッドプールが動く

彼は不死身だがおバカなので、

伝説の男ウルヴァリンを探して

助っ人にしようと試みる

 

マルチバースのあちこちを

危険を犯しながら探した挙句、

なんとかちゃんとした??

ウルヴァリンを見つけ出し説得するが

彼は過去の失敗のトラウマで

なかなかその気にならない

でもあーだこーだあって、

一緒に戦うことになる、ってなお話だ

 

マルチバースについては

昨今のあれこれわけわからん作品で

なんとか理屈は理解したんだが、

それを主役が腐すとこが面白かった

 

デッドプールに言わせれば、

マルチバースは『オズの魔法使い』で十分、

って、激しく同意だわっっ

 

こんな掛け合いが面白く、

フツーにマーヴェルとディズニーを語り、

20世紀フォックス社のトレードマークが

砂に埋もれているなんぞは

猿の惑星かと吹き出したが、

同時にマカロニウェスタンのオマージュもどき

 

これはもう、映画ファン垂涎のパロディで

毎度だが、

詳しい人ならもっともっと楽しめたろうな

 

こうしたアクションというのか、

いわゆる特撮映画を悪くいう風潮もあり

ハリウッドスターだか誰かが、

この手の作品を主戦場にする俳優を

どうやら下に見たような発言もあったし、

配信系の映画作品は映画じゃない、

スピルバーグがそんなふうに言ったことも

どうにも忘れられない

 

だけどやっぱりそれはおかしい、

例えば小説なら、

昨今の携帯小説でも過去の文芸作品でも、

手書き原稿でもワープロ打ちでも、

どんな手法でもツールでも、

出来上がった作品は小説に変わりがない

読み手はその文字を受け取るのだ

 

映画も同じことで、

スクリーンで観て受け止める、

作り手の手法よりも手腕であって

予算や規模よりも心に響くかどうかだ

 

だからたとえ、

俳優さんがブルーバックの前で

(あ、今はグリーンバックか)

誰もいないのに芝居をしたとしても、

そもそも映画なんて架空のものなんだし

虚構の中に真実を描くならば

それがその作品の真実

 

だからこんな作品がいっぱいあってもいいし、

昨日観た、心平、 のような作品も大切だ

 

全然違う話だが、

このあちこちに散りばめられた楽屋落ち、

それが脚本的に上手くできてて

くすくす笑いで楽しめてよかったのだが

(行き過ぎると下世話で不快だから)

その昔これを時代劇でやっていて、

『さむらい探偵事件簿』

で、この編集チームに参加していたが

とにかくヤバくて楽しく、

最終話の台本はかなり過激で

やっぱりストップがかかって改訂されたっけ

 

作り手のユーモアは

時に信念となるんだなぁ、

なんてね

 

でも今回の作品は、

こっちのマナーモード呼びかけ映像の方が

かなりの説得力で、大好きだよっっ

 

 

 
 

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