家族優先の日々だったので
久しぶりにのんびりして
今日は二本立て
ヒューマントラストシネマ有楽町にて 
 
ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命
 
 
間もなく孫も生まれる予定のニッキーは
多くのボランティアに携わって
家にものがあふれている
妻が怒って断捨離を迫るが、
処分に困る古い鞄には
壮絶な過去があった…
 
ドイツからイギリスへ渡った親のもと
人道主義者に育ったニッキーは
第二次世界大戦前夜のチェコスロバキアで
多くの難民が苦しんでいることを知り、
現地へ出向く
 
ユダヤ人もそうでないものも
多くの子どもたちが劣悪な環境下にいて
衝撃を受けたニッキーは彼らを
イギリスへ移送しようと考える
 
イギリスで里親を探し
列車で子どもたちを呼び寄せる、
ナチスの台頭で危険な事業だ
 
当時を思いながらも
ニッキーには目をつぶってきたことがあった…
 
チェコスロバキアは現在、
チェコとスロバキアに別れ
当時のことはなおさら貴重だろう
戦後も埋もれてきた部分に
映画を通して光が当たることは多い
 
前半、
ユダヤ人の有力者に支援を頼むくだりで
ニッキーはユダヤ人かドイツ人かと問われ、
ヨーロッパ人だ、と答える
 
特にヨーロッパの入り組んだ構造上、
まだまだ掘り起こされるべき事実はありそうだ
 
映画の持つ底力を存分に発揮して
大いに打ち負かされて、涙涙
渡英に列車、ってのは???
ではあったけれども
 
アンソニー・ホプキンスも
若き日のジョニー・フリンも良いが
彼を育んだ母親の
ヘレナ・ボナム・カーターがいい
いつの世も母の愛は強しか
 
関係ないが、我が家には
叔母から結婚祝いにもらった
チェコスロバキア製のグラスがある
今となっては貴重な品だよね〜
滅多に使わないが
(しかも離婚したし)
家宝であることは確かなのだよ

 

 

さて、こんなに力が入ったあとは
睡魔が心配な二本目だが
どうなることやら〜
 
 
 

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