罪深き少年たち ☆ そもそも論は置いといて

ようやく法人の確定申告へ〜、とその前にグランドシネマサンシャイン池袋へ罪深き少年たち

１９９９年、とある町のスーパーに強盗が入り、襲われた老女が死亡する手がかりがないと見られたが近所の少年３人が逮捕されて自白、スピード解決となった地元の警察署に赴任してきた刑事、狂犬と異名をとるファンはその事件の担当者と話したいという匿名の電話を受けるしかしその事件後に出世した上司は今更と相手にしない気になったファンは事件を調べ直し、少年たちが強盗をやれるはずがないこと、刑事たちに拷問を受けたことを掘り起こすしかし組織ぐるみの隠蔽で、ファンは地方へ追いやられることになるそして１６年が過ぎ、被害者家族の踏ん張りで事件は再び動き出すが今度はファンにその気がなくなっていて… 実話をもとにしているとのことで丁寧で重たい内容だが、過去と現在の行き来が滑らかすぎて毎度迂闊者、最初は混乱してしまった〜世間知らずで踏みつけられる少年たち、そもそもなぜ彼らが犯人とされたのか、ってとこは特に説明がなかったのだがその後の強引な自白強要と、真犯人の葛藤も生々しく痛々しいでもってファン刑事が、情にほだされていくあたりはちょっと足早だった、というアラがないわけではないんだが… でも主役の刑事役のソル・ギョング、小林薫と内野聖陽を足して２で割った感じでイケオジ系ってヤツか？？１６年後の老けた感じも違和感ないが一方の悪役上司がだね、１６年後がコメディみたいな老け方でこりゃあ韓国映画にしてはどうなん？？ってくらいにお粗末さん、やっぱり顔立ちに向き不向きがあるのか？？帰りのエレベーターに乗り合わせたおばさま２人組が、韓国の俳優さんって有名じゃない人でもみんな上手ねぇ〜なんて盛り上がっていたけど、どのあたりまでが有名なのか否かもうちょっと話を聞きたかったっっ予告編も見ていなかったが高評価も頷ける力作であったし、最後はやっぱり、うるうるしてしまったのだった（うるうる）

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