まさかの上映にワクワクと
夜のライブ前に立ち寄る、
シネマート新宿にて
 
ソイレント・グリーン
 
 
知った時にはすでに過去作だったが
もう観たような気になっていた古典作
しかし実際には思ったのと結構違った、
で、思った以上に衝撃を受けてしまって…
 
2022年のニューヨーク、
人口増加によって食料は枯渇し
野菜も肉も知らずに育った世代も多い
 
食品は人工品であり配給制、
栄養価の高い
ソイレント・レッドやらイエローやら
ソイレント社の独占市場だ
 
新たに売り出した
ソイレント・グリーンは
毎週火曜日にしか出荷せず、
すぐに品切れとなって
人々は暴徒化する
そんな人々の命も限りなく軽く、
暴徒には容赦ない制圧が待っている
 
そんな中でも富裕層は贅沢三昧、
ソイレント社の幹部の部屋は
高級な食料で溢れ、
家具、といわれる
居室に備え付けの女性が侍る
 
その幹部サイモンソンが殺されたことから
刑事ソーンは捜査に乗り出す
ソーンの手足となって動く高齢のソルは
その知識から、本、と呼ばれる存在で
調べるうちに恐ろしい事実に辿り着いてしまう
 
まぁ、過去の名作なので
ネタバレしてもいいのだろうが、
haha みたいに衝撃を受けてほしいから
これ以上は書かないことにしよう
 
いやぁ、半端な知識があっても、
勘が悪いhaha が途中で気づいても、
それでも観終わってからこの思い…
 
と、近くのスタバで
ソイラテを飲みながらの不思議感覚??
 
ソーンの暮らす時代には
温暖化の影響で外は常に30度越え、
空気も汚染されていて、
先に述べたように自然の世界は見られない
 
相棒のソルは昔の懐かしみ、
ってその昔というのは、
この作品が作られた頃の設定になろう
 
当たらずとも遠からずの、
作品リアルな50年後の今
 
人の命の軽さや貧富の差、
女性の扱いに至るまでを
そんなことないわいっっ、
なんて全否定できない今がある
 
中でも、PLAN 75 そのままの、
ソルが向かう、ホーム、なるもの
もしも自分がこんな世にいたら
確かにそこに行くのも悪くないか
なんて思ってしまうほどの怖さ
 
細部までぞくぞくとさせられながらも
ああ、十戒やベン・ハーの
チャールトン・ヘストンが、
こんな役やってたんだなぁ、とか、
どうも観た顔と思ったら
ガス燈のジョゼフ・コットン、
ギャング映画で有名な
エドワード・G・ロビンソンって、
うわうわっと往年の大スターを堪能
 
こうなってくるとまた、
昔の作品をたくさん観たくなるなぁ
新作も追いつかないほどあるのに、
ってかそれ以前に、
自分の会計処理が〜〜〜
と現実に戻されつつ、
ま、とりあえず今日はいいや、
ってことで、
ライブに向かいましょ〜〜
 
名画座が消滅した昨今、
若い人たちにもこうして
過去の作品を観る機会があって
よかったよかったっっ
 
 

 

 

 

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