ずっっっと気になっていて、
ようやく行けた〜
ポレポレ東中野にて、
 
おらが村のツチノコ騒動記
 
 
監督とはちょっとしたご縁があり、
facebookではこの作品について
早くからアップされていて
楽しげでワクワクしていた〜〜
 
連日のようにトークショーもあるのだが
土日は毎度のバイトゆえ、時間が合わず
今日、取り急ぎ駆けつけた次第
 
監督の出身地、岐阜県東白川村では
35年前のツチノコブーム以来、
ずっとツチノコ探しに取り組んでいる
 
賞金も出ての村おこし、
実はこの地の他にもあちこちで
同じような取り組みをしていた
それを丹念に追ってインタビュー、
たった2年でイベントをやめた地もある
 
各地共通しているのは、
見たという情報の後出しが多いこと
昔の人たちは目撃しても語らず、
語れば祟りがあるとか、
探してはいけないと言い聞かされて
大っぴらに語られることがなかったらしい
 
それでも誰かが見たと言い出せば
この現代、どんどん広まっていく
それを観光資源にしていくと、
今度は人が押し寄せて
ツチノコの居場所がなくなるかも??
そんなジレンマも見せつつの、
あくまでロマンを追うお話になっている
 
蛇の研究所の職員さんだって、
爬虫類の専門家さんだって、
蛇やトカゲの見間違いだと言いつつも
実際にいないとは言えない、と
愛情たっぷりに語ってくれる
 
誰も彼もがツチノコを語る時に
笑顔になる不思議
 

 

確証が持てないからこそのロマン、

そこはちょっと埋蔵金と似て非なるものか
 
この世にはまだまだ
発見されていないものは多いはずで
その曖昧さと境界線が、
自然破壊で埋まってしまうなら本末転倒だね
 
この今井友樹監督の過去作に、
鳥の道を越えて 
という傑作ドキュメンタリーがあり
これによって初めて
ドキュメンタリーにもスリルがあると知った
 
壮大な歴史を背景にしつつ、
その中で育った自分、
その中にいる自分の身近なものたちへ
愛を込めて作っている姿勢が温かい
 
ツチノコが幸せであるように、
河童も人魚も雪男も??
みんなひっそり暮らしてね〜〜

 

 

 

 

 

 
 

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