そして本日2本目は
3日連続のMOVIX京都にて 
 
碁盤斬り
 
 
毎度開場時間が遅れるし
連日南館のカフェ閉店、
人手不足のためって…正直だな
 
裏ぶれた長屋で娘と暮らす浪人
柳田はわずかな内職で食いつないぎ、
優しい娘お絹は父を理解して支えている
 
彦根藩士だった柳田は
同胞のやっかみからハメられて出奔、
得意の碁が楽しみだが
それも正直者の彼らしい差し筋だ
 
たまたま碁会所で知り合った商人、
源兵衛と碁を通じて友情を育むが
元同胞が訪ねてきて、
彼の妻の死因や過去の因縁を打ち明ける
真相を知った柳田は
いよいよ仇討ちに出向こうとするが
折りしも源兵衛の居宅でなくなった
50両の窃盗の疑いをかけられて…
 
堅物な浪人と金に汚い商人が
碁を通して心通わせるあたりが暖かく、
終盤の50両絡みの話に無理感もあるが
それをうまいことねじ伏せている
娘役の清原伽耶は時代劇でも良き、
キョンキョンのメリハリはさすがで
最後はもう一捻りあるのかと思わせたが
そこは肩透かしだったか
またこの人かというほどの國村隼だが
碁によって変わる面ととぼけた味わいは
さすがなんだなぁ〜〜〜
 
ということでキャスティングの良さと
力技の台本で120分越えも充実、
時代劇初挑戦の白石和彌監督、
正直、鬼平犯科帳 血闘 なんかよりも
よっぽど格上の作品と言えるかな(失礼)
いや、
フツーに時代劇として楽しかったよ〜
 
 
 

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