実は人生最大の慶事があって
とはいえ寝耳に水の出来事ゆえ
かなりパニクっているところで
平常心を保つためにも映画???
で、シネスイッチ銀座へ
 
一月の声に歓びを刻め
 
 
それぞれ違った場所での、
3つのエピソードを描く
オムニバス作品
 
北海道洞爺湖、
雪深い正月に母親の元へ
娘夫婦と孫が来る
娘の夫は浮気性らしく、
なんとなくぎくしゃくした空気が漂うが
それは昔、幼い娘を亡くしたことから
母親が抱えるいつまでも癒えない
心の闇が原因だった
 
東京の離島八丈島、
牛を育てる父親の元へ
お腹の大きな娘が帰ってくる
ワケは言わず、父も聞けずに
ただただぎくしゃくした空気が漂うが
娘に届いた手紙を盗み見た父は
ある行動に出ようとする
 
大阪堂島、
元カレの葬儀に出席したれいこは、
ゆきずりのレンタル彼氏を名乗る男と
いきなりホテルに行くが
過去のトラウマで混乱する…
 
それぞれが抱える深い問題を
包み込むように描いているのだが、
どうにも観念的な
思考ありきに引っ張られて、
映画的なお芝居の深みに没頭できない
これが3つではなく、
一つの話を突き詰めていたなら
また違ったかもしれないが…
いや、長尺じゃなくてもいい、
それこそ中編でもよかったかも
 
そして今、
作品のホームページを見て知ったが
カルーセル麻紀起用の必要性って
ああ、そういうことだったのか〜
劇中でそういう意味を汲み取れなかった、
この人を使ってみたい気持ちはなんだ??
って、ずっと考えていたんだけど、
こんな意味があったとはね、
読み取れなかった自分の不明を恥じるが、
もうちょっと親切に描いても…
え、描いてたか??
いやぁ、雑念が多すぎて猛省のみだわ
 
 
そしてやっぱり、
ここにも片岡礼子、って、
マジこの人を見ない日はない今年、
びっくりだよね〜
 
 
 
 

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