舐めたタイトルだと思ったが、
ちょうど時間がぴったりだったので
今週二度目の池袋シネマロサにて
 
レディ加賀
 
 
タイトルの印象とは大違い、
舐めてるどころか
手抜きやお手軽感はまるでなく
なんとよくできた佳作よ〜
 
プロのタップダンサーを夢見る由香は
全力を尽くしてもスタンドイン止まり、
そんな時、実家の母親が倒れたという知らせが届く
 
実家は加賀の老舗旅館、
母親は元気だったのだが
先行きの見えない不安から
一人娘の由香は家に残って
女将の修行をする気になる
 
若女将のゼミに参加するものの、
気合いも足らない由香は
何をやってもうまくいかない
 
しかし町おこしイベントで
タップダンスをやろうと閃いたことから
若女将予備軍の仲間を指導するのだが…
 
この由香役は今引っ張りだこの小芝風花、
タップは自分で踏んでいる(ように見える)
元々踊れるのか修行の賜物かは知らんが
その他の女将候補生たちも素晴らしい
 
ご当地モノにありがちな、
なんか素人臭い端役とかがいなくて
母親の檀れいはじめ、
若女将を束ねる佐藤藍子とか
限りなく怪しい森崎ウィンとか、
みんなそれらしくちゃんとしている
(これって大切なんだよ、観る側には)
(当たり前なのに、結構できてない)
なので最後まで安心して観ていられた
女将の言葉遣いも、
ら抜き言葉皆無で素晴らしい〜
 
ってか、
森崎ウィンって、
ちびっこが高校生の頃に
観に連れてった
劇場版 怪談レストラン
に出てたよね〜
今やこんな大人なお芝居してる〜
あ、最近たくさん観てるけど
器用で面白い、いい成長ぶりっ
 
さて、
タップの魅力もよさこいの魅力も
そしてなにより加賀温泉の魅力を
しっかり描けていて好感、
断然行ってみたくなったよ
 
今は大変な石川県、
なおさらこの作品は
多くの人に観てほしいよね
しっかり前向きになれる作品なり
 
 
 
 

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