バイト先でまたまた一大事、
そのストレス発散にはこれかなと
グランドシネマサンシャイン池袋へ
 
身代わり忠臣蔵
 
 
忠臣蔵はわかりやすい上に
いろんな角度から映画化される楽しみ
今回も期待していたのだが…
 
いやちょっとマジで辛口になりそう、
先に言い訳してしまうとだな、
そんなに嫌いなわけじゃなく、
そこまでとやかくいうほどでもない、
が、とやかく言ってしまうのは
あくまで好みの問題ってことで
 
言い訳するなら書くなよ、
ってなるので、
潔く書いてしまおう
 
時は元禄、
付け届けの件で疎まれた浅野内匠頭は
嫌味な吉良上野介に城中で斬りかかる
額に一太刀、逃げる背中に一太刀、
実はこれが思ったよりも深傷だった
 
上野介には瓜二つの弟孝証がいて、
放蕩の生臭坊主だが
これを家臣が上野介に仕立て上げ
なんとか幕府に顔を立てる
 
上野介は強欲な上に横暴で
まさにパワハラ体質だったらしく、
孝証はそれを知り驚くと共に
家臣を大切に思うようになっていく
 
しかし以前溺れかけたときに
命を救ってくれた男が
浅野の家臣大石内蔵助と知って困惑、
討ち入りがあると感じ取るのだが…
 
と、話自体は面白そうなのだが、
(この時点でおかしな表現か)
あちこちであれこれがお粗末すぎる
いろんなことが軽いのだよ
 
コメディ、なので、
(と言い聞かせつつ??)
孝証のムロツヨシがおちゃらけるのは
致し方ない、ってか、常道だが
どうにもその受け皿がない
なりすましを誘導する林遣都は熱演だが
二人芝居では荷が重い
 
永山瑛太は器用でびっくりだけど、
大石内蔵助には…
ってか、それを言ったら
そもそもムロツヨシが成り立たんか、
じゃあ、それはよしとして??
 
せっかくの四十七士も
筆頭がほっしゃん、って〜
申し訳ないが知らん俳優さんばかりで
時代劇慣れしていないのだろう、
所作も立ち回りも、いやはや…
将軍も北村一輝のあの雰囲気では
柳沢吉保の柄本明が浮いてしまうわ
 
その上、
技術面を言ったら
また炎上が怖いんだけどさぁ…
 
大石りくさんのアップがね、
ちゃんと撮れてない???
全部じゃないけど、
いくつも気になってしまった
え、編集のせい??
 
それと夜明けを見て感動するシーン、
夜明け、という情緒がどうにも…
夜明けは大切なキーワードとなるが、
終盤で出てくる夜明けも
なんというか、色気がない??
 
ってな具合で、
あれこれが軽い、に尽きる
昔のプログラムピクチャー的な
量産型ならともかく、
貴重な時代劇を
貴重なコメディにするなら
もっと配役に重みを持たせるとか、
刃傷沙汰やら討ち入りに
切迫感を持たせるとか、
どっかで重たいから対比としての軽妙、
って思うんだけど、どうかな
ま、それか全部おふざけにするかだね
 
 
それにしても、
永山瑛太のカットを観るたびに
これってホントにあの我路くん??
って、何度も思ってしまったのよ、
そういう意味では
凄い役者さんなのだなっっ
 
 

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