今日こそはフツーの作品、
と思いつつ、
グランドシネマサンシャイン池袋へ
 
アネット
 
 
ま、フツーとはなんぞや、ってなことで
これもまた、予備知識なし、
でも、アダム・ドライバーだと知って、
行くしかないかなぁ〜と
 
このところ、良き作品にはこの人がつきもの、
くらいな選択眼の人だし、期待は大きい
 
人気スタンダップコメディアンのヘンリーは
超一流のオペラ歌手アンと婚約中
立つ舞台は違えど、それぞれが才能を発揮し
我が世の春を謳歌するかのごとく
 
やがて結婚し、妊娠して、女の子が生まれる
このアネットが不思議な娘なんだが、
それはまたあとあとのお話
 
子育てを境に、
一層充実するアンとは逆に
舞台がうまくいかなくなるヘンリーは
焦る気持ちが増して、さらに失敗を重ねる
 
家族の絆を再確認するためか、
3人でヨットの旅に出るのだが…
 
ストーリーをどこまで書いていいやら、
知らないで観ていただく方が
楽しめるのは確かだが、
かなりあとで読み返して
自分自身が思い出せなかったりするから
本当はネタバレまで書いてしまいたい〜〜
 
冒頭のナレーションと情景からして、
すぐにフツーなワケないと悟る〜
いやはや、そうだよな、予感はしていたが
 
実はミュージカル仕立てで、
まったく関係ないけれど、
ダンサー・イン・ザ・ダーク
を思わせる曲遣いというのか(全然違うけど)
 
でも、もちろん嫌いじゃない、
ってか、むしろ好きかもの出だしだった
 
アダム・ドライバーのコメディアンぶりが凄い
この人の演技の幅に脳が追いつかないかも
一方の歌手のアンの方も秀逸な場面展開で
構成とか編集とか、細部に行き渡っている感じ
 
終盤、話がアネットに移っていき、
前半の比重からすると、
親子の情の渡り合いみたいなものが
ちょっと希薄で、それが狙いにしても
少々消化不良気味
 
それがラストにつながるのだから、
ラストシーンの見せ方は
本当に難しかったろうなぁ、
ってか、これではありがちでは??
と、ちょっとTITANE チタンではないが
こけおどし感が否めないんですけどぉ
というのが正直なところだったが、
これは、アネットの脱皮らしいので
なるほどな、凡人には分からんかった〜
 
 
で、結局詰まるところ、
フツーの映画なんてないのさ
ハイハイ、よくわかりましたっっ
 
アネットの画像が一切見当たらないっ
紹介できなくて残念なり
 
 
 

映画ランキング
にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村