ドリームプラン ☆ 一歩間違えば悲劇だけどね

バイトが人員不足で、予定外の出勤、 もちろんその帰りに、ダッシュで お馴染みグランドシネマサンシャインへ   　　　ドリームプラン     公開早々の作品を観るつもりはなかったが、 もはや時間優先以外のなにものでもない〜   ごくごく最近の実在の人物なので、 ホント、ハリウッドってのはようやるわ、って感じだが 逆に多少の聞き覚え見覚えがあるだけに興味もそそられる   テニスのトッププレーヤーであり、 黒人で、姉妹で、 といういろんな面で話題のビーナス＆セリーヌ、 実はこの二人の活躍の陰には、 陰というよりも表に出過ぎの父、 リチャードの存在があった   原題は、King Richard、 そのむっちゃくちゃなお父さんの話である   差別と貧しさの中で育った彼は、 それを抜け出すべく、 自分の子どもをスター選手にしようと考える   子どもが生まれる前から計画し、 そのプランに沿って、５人の娘のうちの二人が 実際に才能を発揮していく   彼は真面目で信仰も厚く、 子どもたちをきちんとしつけることに気を抜かない、 つまり、勉強も遊びもしっかりやらせる   長女は学校でトップの成績だし、 ビーナスとセリーヌにも、テニス以外の勉強もさせる   それでも二人への期待を越した確信は強く、 自分で教えることの限界も感じて、 コーチ探しに乗り出すが、なにしろ金がない   娘たちの実力を見れば、金は後からついてくる、 とばかりに、尊大に有名コーチの当たる中、 ようやく一流コーチ、リック・メイシーの目に止まる   しかし、リチャードは二人を試合に出すことを拒み、 試合に出たいビーナスの心は塞ぐ…   とかとか、いろんなことが起きるんだけどね、 この二人のまだ１０代前半の姉妹がかわゆいし、 リチャードよりも、肝っ玉かあさんの妻が素晴らしい   それにしてもこんなの、父親の虐待だっっ、 って、まさに警察呼ばれたりもするんだけど いや、どうなの？？ この確信があったからこその才能開花なのか、 もしも開花しなかったとしたら… ってのは、家族の中ではないから、いいのか？？？   複雑な心境だけど、家族の絆があればよしとする？？ 他人が口出すこっちゃないし… っていう、モヤつきがあるにしても、 さすがにちょっと、終盤はうるうるしてしまうとこも…   ま、試合という大人の厳しい駆け引きに 立ち向かう１４歳、良いねぇ〜〜 あ、やっぱ、キングなリチャードあってこそかぁ…   でもこの作品で、 リチャードことウィル・スミスが アカデミー主演男優賞確実視されてるって、 え〜〜、って感じだけど、 まぁ、アメリカのアカデミー賞も 日本のアカデミー賞と変わらんからね、 それもあるかもだな〜〜      
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