伊豆の夢
だるま山高原レストハウスからの一枚の写真をご覧ください。
撮影は昭和14年。ニューヨークで発表された貴重な一枚です。
富士山と駿河湾、自然の造形美が凝縮された一枚と感じませんか?
下は、現在の写真。この距離離れると、70年たっても
なんにも変わらない、伊豆と富士山とがそこにありますね。
このアングルが見えるスポット【だるま山】で、不定期に開かれる、
「伊豆夢(いずむ)」
昨晩(29日)も参加させていただき、いくつもの新しい又、
久しぶりの出会いをいただきました。
仕掛け人のIさんの想いがどこにあるかは別として、
私は参加させていただくたびに元気をもらえる
とてもわくわくする場になっています。感謝!
(毎回50名くらい?一品持ち寄り制:参加費1,000円)
時々、伊豆市長の菊地さんもいらっしゃいます。
今回も、身になる、おもしろい情報交換がたくさんありました。
東伊豆でニッチな新ビジネスの展開を進めるKさん。
義理のお母さんを襲った障害に苦悩しつつも割り切るAさん。
イタリアにも拠点を持ち、3つの会社を経営するというMさん。
渋谷から参加。伊豆の小学生にあいさつされて、感動したという
映像専門家のSさん。
新宿から参加のディレクター、鋭い意見を連発してくださったKさん。
ネット検索から初参加、目をキラキラさせた沼津のMさん。
公民館を使った子供の合宿教室を企画しているKさん。
伊豆ジオパーク構想にほれ込んで、このアングルの写真を
伊豆の財産に位置づける熱血漢のSさん。
そして、一喜一憂しながら、日々自分の職業、自分のポジションを
まっとうして、この伊豆夢に集結する、多くの皆々さま。
一晩でこれだけ充実したディスカッションをさせてもらい
参加するだけで元気をもらえる場は、なかなかできる
ものではありませんね~。ここに伊豆の底力がある!と
毎回感じる、「伊豆夢」。今回もとっても有意義な時間を
すごさせていただきました。
一重にスタッフの皆様のお力です。毎回、毎回のことですが、
今回も、どうもありがとうございました。
三嶋大社と多呂、北沢
写真は、我が家の裏手。
田んぼが広がり、その先を伊豆箱根鉄道が
通っています。田園風景の一帯、多呂・北沢地区は、
旧来からの農家が多く、しかも
三島市内でも珍しい、神道のエリアです。
本日、北沢地区の98歳長老の葬儀が厳かに
執り行われましたが、三嶋大社から宮司をお招きした、
神式の葬儀でした。
御霊前ではなく、御玉串料。
音を立てない2礼、2拍手で、拝礼。
お焼香ではなく、榊(さかき)で玉串ほうてん。
葬儀での初めての作法に戸惑いながらも、
お経もなく、説法もない、「和」の心がにじむ、
厳粛ですがすがしい葬儀でした。
宮司さんとの話しで、最近のパワースポットブームも
あるのか、三嶋大社の参拝客の多さを再認識。
元旦の人の出の勢いは、4月まで4ヶ月ほど納まらない
そうです。
中島地区の左内神社の場所が、過去に下田街道の
右側に移設されたことが、パワースポットとして何か
影響があるのか、を聞いたところ、神社の移設は
珍しい話ではなく、「今ある姿が大切」という
すっきりしたご回答でした。思わず納得。
伝統と宗教、パワースポットとまちづくり、
神道の多い、多呂・北沢を代表して意見する意味を
再認識した日でした。