今日のスケッチ。
憩う。鍋割山頂。
ミツバチの働き蜂は全てメスである。
ミツバチの巣にはオスもいる。
オスのミツバチは、女王蜂と交尾することだけが仕事。
群れの警備や、花の蜜集めなどは一切やらない。
働き蜂から餌をもらって生きている。
女王蜂と雄蜂の集合場所が上空のどこかにあり、そこに周囲の群れの女王蜂と雄蜂が集まってきて交尾をする。
女王蜂を見つけるのは大変らしい。
群れには雄蜂は何百匹もいて、女王蜂の数よりも圧倒的に多い。
女王蜂は複数の雄蜂と交尾するが、ほとんどの雄蜂は交尾できない。
繁殖時期を過ぎて用無しとなった雄蜂は、働き蜂によって巣から追い出され、そのままのたれ死んでしまうそうだ。
女王蜂になるかどうかは、与えられるエサの違いが決定する。
女王蜂候補の幼虫には、他の働き蜂や雄蜂と異なり、ローヤルゼリーが与えられる。
このローヤルゼリーに含まれる「幼若ホルモン」によって、女王蜂候補の幼虫は体の大きさが他の蜂と比べて大きくなる。
女王蜂候補の幼虫は、一番先に生まれた場合は他の卵を破壊し、ほぼ同時に生まれた場合は他の幼虫を殺害する。
生き残った女王蜂だけが本当の女王蜂となる。
女王蜂は、繁殖期の春から初夏にかけて交尾のため空中飛行を行い、生涯生み続ける精子を体にため込み、一日2,000個くらいの卵を産み続ける。
生物は自分の遺伝子を次世代に残すために生きている。
ミツバチのオスもメスも、大部分は直接の自分の子孫を持てない。
そうであっても、メスは自分の遺伝子に近い女王蜂の遺伝子が残り、それに生きがいを見出すのだろうか。
それほど蜂は、繁殖担当、非繁殖担当(食料調達、幼虫の育児、巣の造営と防衛)と分担して社会性があるのだ。
働きバチは、2割が必死に働き、6割が不通に働き、2割の蜂が働くのを怠けると言われる。
しかし、もし2割の蜂が侵入者の攻撃を受けて死ぬと、今までぐうたらしていた蜂が猛烈に働きはじめるという。
人間の社会でも2割ぐらいはのらくら生きているようだ。
私ものらくろ派だが、私にかぎっては、人類がピンチになっても、のらくろのままだろう。
