スケッチやハイキングの効果 | かもさんの山歩き

かもさんの山歩き

毎週末、山を歩いてスケッチしてます。
漫画も描きます。

今日のスケッチ。

フランスの高台にある村。

 

色は明日。

 

 

生き物はなぜ、睡眠を取らなければならないか、

 

睡眠中、脳の働き、なぜ夢を見るのか、

 

詳しい事は、今の科学でも解明されていないそうだ。

 

 

ただ、私でも経験的にわかっている事はある。

 

快適な睡眠を取るためには、寝付きが良いこと、夜中に起きずに、朝方まで眠れる必要がある。

 

私は年とった事もあるが、夜中に何回も目がさめる。

 

仕事が適当に忙しかった時は、疲れで夜中に目が覚める回数が減る。

 

 

しかし、忙し過ぎると、布団に入っても頭が休めないで、なかなか寝つけない。体が疲れていても、脳が興奮したままだ。

 

そういう時は、小さな紙に、何でもいいから絵を描く。

 

描いているうちに、心が落ち着いてくるのを感じて、同時に眠くなる。

 

ハイキングに行った晩は、疲れで横になるとすぐに寝入っているし、夜中にトイレに行きたくならないから、朝までぐっすりということもある。

 

ハイキングと同じ効果が、スケッチにもある。

 

時々、大きな紙に2時間以上かけて、スケッチをする場合がある。

参加している絵の会の展示会に出す作品を描く時などだ。

 

描き終ると、ぐたっと来る。

 

 

仕事の疲れとは違う、気持ちの好い、全体の疲れだ。

 

絵を描くというのは、頭の一部を使うというより、頭全体を使うという気がする。

 

私のハイキングは、スケッチ旅でもあるから、山を歩いた夜は夢も見ない睡眠になる。

 

夢の事。

 

ガールフレンドのアラレちゃんは夢をほとんど見ないと言う。

 

しかし、人間は必ず夢を見ている。

 

ただ、朝起きた時に、夢を見た事を忘れるだけだ。

 

アラレちゃんは昼間忙しく動き回り、夜はパタンと眠り、朝までぐっすり眠る体質なのだ。

 

しかし、アラレちゃんも、後20年も経ち、今の私と同じ年齢になったら、夜中に目が覚めるようになる。

 

ぐっすり眠るにも体力がいるのだ。

 

夢を見ている途中で目がさめるから、夢を見ていた事に気づくはずだ。

 

学者の解説によると夢は「脳にしまわれている過去の記憶の中からたまたま表れ出てきたものが結びつき、ストーリー化されて夢となる」と言う。

 

そうであるなら、アラレちゃんの夢には、私と歩いた山やスケッチした場所も出てくる。

 

ついでに私も夢に出てくる。

 

アラレちゃんの夢に、とうのむかしに死んだ私が登場したときだけ、私は蘇る。