チャレンジ精神 | かもさんの山歩き

かもさんの山歩き

毎週末、山を歩いてスケッチしてます。
漫画も描きます。

今日のスケッチ。

 

坂のある風景。

長崎の街であるらしい。

私は毎日同じ行動を繰り返す癖がある。

 

飲み屋も毎日同じ店で、同じ席に座る。

 

昼にカツどんを食べるとしばらくカツどんばかり。

 

小説も新しい物より、何十年も昔によんだものをよみかえす。

 

映画も同じだ。

用心棒や七人の侍は何十回見ただろう。

仁義なき戦いも何十回も見た。

 

 

寝る時には、落語のCDを聞きながら眠るが、もう一か月は、古今亭志ん朝の品川心中を聞き続けている。

 

なぜ同じパターンを続けるのだろう。

 

調べてみた。

 

 


「人間は本能的に「得をしたい、挑戦したい」という気持ちよりも損をしたくない、失敗したくないという気持ちが強くなっている。

 

 

これを「損失回避性」という。

 

これにより、多くの人は、「新しいお店に行ってみたい」という気持ちより「失敗したらどうしよう」という気持ちが先行してしまい、結局いつもの店に落ち着いてしまうのです。

 

「損失回避性」という性質は、言い換えると「チャレンジしなくなる性質」ということができます。

 

お店の話で言えば「別の店に入ってみる」というチャレンジをしなくなっていますし、恋愛で言えば「告白する」というチャレンジをしなくなっています。

 

これは、たしかに「安定した生活を送る」という点では理にかなっています。

 

でも、それって楽しくないですよね。」

 

確かにそうだ。

 

チャレンジ精神をなくしてきたかもしれない。

 

先週、訪問客があって、その人は新しい事業を始めた人で、その事業の顧問をやるためには、私も工夫がいる。

 

新しいことを覚えるのは面倒だと思い、若い税理士を紹介した。

 

以前なら、興味をもって自分で勉強したはずだ。

 

気持ちが老いた。

 

いつまでたってもチャレンジする人生が必要だ。

 

それは仕事だけではなく、趣味にも言える。

 

新しい趣味を見つけようと、カルチャースクールを探したが、面白そうなものを見つけたが、結局見送った。

 

せめて、このブログで、水彩画やイラスト以外のことをやってみようと思う。そのうち。

 

 

そのうちにと先延ばしするが、言い訳でもあり、老いた証拠だ。

 

明日仕事の予定だったが、頑張って今日のうちに明日の分もすませた。

 

明日はやはり山だな。いつもの山に行く。

 

 

しかし、同じところでも山は、そのつど新しい経験が、新しい発見があり、マンネリでは

ないのだ。

 

そうか、チャレンジするのは気持ちのもち方だな。

 

365日、同じところを歩いていても、好奇心さえあれば新しい発見があり、深みに入っていけるのだ。