今日は高尾山。
人でごった返す山頂には行かない。
何時の間にか、山頂を目指す事から、山を歩く事が目的になった。
確かに高尾山は登山者が多すぎる。
煩わしい時は、いろはの森から歩く、または大垂水に下りるなどバリエーションルートに逸れると静かに歩ける。
他に道はないか?
地図を見てみた。
高尾山1号路の途中、金比羅神社の高台がある。
高尾駅から少し歩いて、
この石碑から、住宅街の中を歩き、
ここから山道に入り、
金比羅神社手前で、1号路に合流する道がある。
金比羅神社でスケッチして、山頂に向かわずに下山して、高尾山口で蕎麦を食べた。
しかし、写真の侠客関東綱五郎の生家跡の石碑、関東
綱五郎?
聞いたことないな。
私は侠客の話は好きなのだが。
調べてみたら、別名大瀬半五郎だという。
大瀬の半五郎なら聞いた事がある。
「酒飲みねえ、すし食いねえ、江戸っ子だってね」「神田の生まれよ」で知られ広沢虎造の浪曲『石松三十石船道中』で江戸っ子が石松に対し、清水一家で一番強いのは「大政、小政、大瀬半五郎、増川仙右衛門、法印大五郎」などという。
清水一家で、3番目に強いのだ。
しかし、江戸ッ子は石松をあげ忘れているから、本当は4番目に強いのだ。
今日は、虎造の三十石船道中を聞きながら眠ろう。
なぜか、外で絵を描いた後はよく眠れるのだ。