今日の絵ハガキ。
鴨のカワイイお尻。
暖冬であるらしい。
それでも坂川には、鴨が戻ってきている。
この頃、鴨をボーツと見ている自分に気づく。
身近な生き物の可愛さに気づく
若い時、小春日和などに、公園の池の周りのベンチに、お年寄りが座って、水鳥や鯉をいつまでも見ている光景を、何が面白いのだろうと思っていた。
歳をとると、若いものに相手にされないし、遊びに行く元気もない。
だからああやって暇を潰しているのだろう、と思っていた。
しかし、自分が70歳近くになって、若い時には、なぜ普通の生き物の可愛さに気づかなかったのだろうと思う。
丸々太った冬毛の雀が、真上に飛び上がる可愛さは特別だ。
見ていてあきない。
ペアの鴨が、同時に尻をつきだして、上半身だけ水に潜り
水草を食べている様子は、思わずスケッチしたくなる。
いや、ここはスケッチなどしないで、ただ見ているだけで楽しいではないかと思いながらも、やはり写真などを見てスケッチしてしまう。
仕事場の近くに託児所があり、小さい子達が昼の散歩で先生につれられてヨチヨチ危なっかしく歩いているのも、可愛くて仕方がない。
特にこの頃はそう思う。
結婚適齢期になった時も小さな子達が気になった。
今はその時以上だ。
たぶん、私もお年頃になったのだ。お爺ちゃん適齢期になったのだろう。
山のガールフレンドのバンビちゃんも、今はお孫さんに夢中で、私と遊んでくれない。
イケメンも孫にはかなわない。
バンビちゃんにとって、私は茶飲み友達になりさがったのだろうか。
そう思っていたら、なんと友達とスキーに行ったらしい。
その友達が誰なのか気になる今日この頃である。
できれば、今日の動画のようなお爺さんになりたい。