今日の絵手紙。
昨日は銭湯の帰りに、
鳥孝という居酒屋に寄った。
土用丑の日ということで、店内は鰻を食べる人でギッシリ。
バレンタインデーが、私に関係がないごとく、土用丑の日もわたしに何の関係がない。
いつものように、芋焼酎お湯割りに冷奴、厚揚げ。
店のテレビを見たら、隅田川花火大会を中継している。
花火大会はたいてい土曜日の夜である。
週末は山を歩いているので、花火大会にはもう何十年もでかけていない。
高速道路を走りながら、花火をチラリ見たことはある。
しかし、テレビでの花火中継を見て思った。
花火大会、派手な花火が次々にあがって、あれでは疲れないか?
あまりにもあけっぴろげすぎる。
すぎるのは、あまり良くない。
江戸時代の花火は45分に一本の割合で上がったそうだ。
45分では間隔があきすぎるとしても、今より、もう少し間をあけたらどうだろう。
見事な花火が連続して上がると、余韻を味わう暇もない。
そして、それが積み重なると疲れだけ感じる。
娘が小さい時に地元の花火大会に連れて行ったが、始まって30分もたたないうちに、もう結構だ、沢山だと思ったのを覚えている。
そうか。
台風の影響がなくなるのだったら、午後からでも高尾山に行くんだった。
何年前だったろうか。
高尾山から隅田川の花火を見たことがある。
花火は遠くから見た方がいい。
来年は隅田川花火の日に合わせて、景信山にナイトハイクしよう。
そこの山頂からは東京全体が見える。
隅田川の花火は遠くて分からないかもしれないが、その日は都内のあちこちで花火大会をやっているはずだ。
誰もいない山頂で、音もしないで上がる花火を見るのもいい。
景信山、城山、高尾山と歩いて、京王線で帰る。