…アスカ??


ま、それは置いといて。

こないだね、岸田國士戯曲賞の選評でケラリーノ・サンドロヴィッチさんが、演劇をつくるためのパーツではなく『読み物としての戯曲』って事を言ってて、なるほど~って。
そういえば高校時代は上演を全く視野にいれず戯曲を読んでいたなぁ。

ちょうど、3月に行われた『眼帯のQ』という作品の台本が手元にあったので(出演してた友人に渡された)、読み物として読んでみた。





……如月小春?




上演時から一部の場面のセリフがそれっぽいと感じていたケド、字面で見るとまさにそう!

【エターナル】【刑事】【コロッケ】【タマゴ】【テレビ】

単語もなんだか如月小春の戯曲を彷彿とさせる。

ショック…

似てるからではないよ。似た感じの脚本が上演された結果、ああなるってことは、如月小春の脚本も上演されるとあんな感じになっちゃうの?って思うと、ショックなの。
まぁ、この作品の演出家である佐藤さんと如月小春さんが同年代くらい?って事考えると…やっぱりそうなのかも。佐藤さんも昔『都市よ~!』みたいなのやってた気が。

でも、まぁ、素材は同じでも料理次第で味は変わるからね。大根も煮付けとサラダじゃ大違い(笑)


【幸せな結婚をしてしまった女のハナシ】

ええ。幸せですよ、とても。
そのためにしたんですから結婚。

時の流れに身をまかせ

あなたの色に染まりました
ええ、幸せです。

ほら、見て写真。幸せそうでしょ。とても。

空っぽの女。

最初はきっと我慢していたんだと思う。幸せのために。そして、ひとつひとつ封じ込める。

小さな苛立ち。怒り。意思。期待。意志。恋心。夢。好奇心。探求心…

そして気付く。封じ込めるだけじゃだめだ。我慢なんて幸せといえない。

今度はひとつひとつ棺桶に入れて葬る。必要ない。幸せには必要ない。徐々に無くなっていく自分。やがて空っぽになる。

そう。これこそが、幸せ。

空っぽの私は必要?

ある衝動が沸き上がり

女は死亡する。

死んだのは、空っぽの女?

それとも沸き上がった衝動?

幸せを手放すまで、女のそれは永遠に続く。


って解釈しました…あってるかどうかは知りません。こう解釈すれば、まぁ、共感出来る点もあるという所でしょうか。表面的な幸せを持続させるために自己を殺す。それを不幸だと感じた瞬間に積み上げてきた全てが崩れる。


公演は好評だった様で、若手の俳優さんで再演するみたいですよ。


因みに、眼帯のQを検索すると、エヴァQのアスカがなぜ眼帯をしているのかって記事ばっかりでてきました(笑)