映画「過去負う者」 | M.jayのブログ

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多様性の中にこそ美しさと強さがある〜マヤ アンジェロウ

人間らしく動く、動けるからだを作ることを目的としたクラスを宮城県仙台市、富谷市、大和町にて開催しています。

M.jay表現者ー光と影をテーマに身体表現しています

舞台挨拶付きの映画を

なるべく時間が合うなら見に行こうと思っていて

今回も「行ける」って思って

前日に予約しました。


どんな映画かも

どんな作品を作ってきた監督かも

全く情報無しで

1番前で観てきました


まず最初に気になったのが

役者なの?この人たち

って思ったこと


ただそれは

時々

やっぱり役者さんだって思う

セリフ部分が垣間見えたので

違うんだなって思ったのですが


ドキュメンタリー映画を見ているような演出だったのが良かったです


この技法は

ドキュフィクションというらしいです


それぞれのセリフを自分を通して自分の言葉で出す

だから

時々聞き取りにくい部分や

声を張らない部分があって

映画としてはその分マイナスだけど

でも実際の会話というのは

そんなものなんだよね

ってことを思ったり


犯罪者のその後を

どう生きるのか

どう生かされるのか


答えの出ない問題


再犯率を下げるには?


取り返しのつかないこと


「ごめんね。」

すまないこと


いくらことばを重ねても

それがなんになるのだろうか


自分の思いは

本当の思いなのだろうか?


自分で自分を制御できるのか?

自分を信用することの難しさ


犯罪者と知った時

自分ならどんな行動を取るのだろうか?

助けたい反面

手に負えなくなるのではないか?という不安


日本は再犯率が50%くらいとのこと


何をどうすれば自分の居場所を心地よくできるだろうか?


どんな人にも当てはまる


自分の居場所


自分の居場所を心地よくするためには、いつも少しの努力が必要だとわたしは思います


犯罪に走る三つの問題

1、親の愛情不足

2、教育不足

3、金銭の不足


ということでした


わたしはちょっとそれはどうかな?って思う


親が悪いなら、その親はどうフォローされるのでしょうか?

その親は、その親の親は?


愛情不足と思うか思わないか?捉え方の違いは個性の部分も多い

となると

1の部分は違うかな?


2、の教育が足りない

わたしは逆に教育過多なのではと思います


同じように同じ教育をすることの問題の方が大きいと思う


3については働くための技術や教育がもっとあればいいのにと思う



犯罪者になることは誰にでも当てはまることで

それを自分がどれだけコントロールできるか?

手のひらの表と裏のように

何かちょっとしたきっかけでひっくり返るかもしれない


11月末まで公開してるようです


いろんな事を考えるいいきっかけになると思います


仙台NPO法人ワンファミリーの代表と監督の舞台挨拶

当事者にしかわからない思いが見えました