部屋に戻るとにやにやした
古屋が待ち構えていた。


古屋『りょうたくーーーん。
こんな遅くまでなにしてん?
チューした?チューした?』


とはやしたてる。


涼太『してねぇーよ。できねぇーわ//』

古屋『はぁ?涼太いととまだしてねーの?
手は繋いだやろ?カップル繋ぎ?』


彼女がいる
サッカー部の友達も集まり


深夜に男同士で彼女の話で盛り上がった。


『で?涼太はいととどこまでやった?』


普段自分のことは
あまり話さない涼太だけど、
修学旅行ということもあり今日は違った。


涼太『ガチでなにもしてない。
恥ずかしくて無理。』


古屋『まじで?
ならいとのこと触ったことないん?』


涼太『んんー。まぁ、あるけど…』


『フォォーオオオ❤️❤️❤️』
『あるんじゃん!どこ?おっぱい?笑』


涼太『ちがうわ!
まぁ…俺の話はいいから古屋は?
杏とどこまでした?』


古屋『俺?!おれはぁぁぁあああ』

もったいぶった古屋が
みんなの顔を1人ずつ見ていく。


『もう、早く!』


古屋『キス!かっこ深い方!』


『フォォーオオオ❤️❤️❤️』
『古屋すげぇーーーー!』
『まじで❤️❤️❤️❤️』
『どんなん?どんなん?』

男部屋は大盛り。



その時ー…

コンコン。コンコン。

部屋の扉がノックされた。

古屋『やべー。やべー。やべー。
寝たふりしろ。』


そして
みんなで布団をかぶり
寝たふりをしたが
スペアキーを使って
サッカー部の顧問の先生が部屋に
入ってきた。


先生『おい。お前ら。寝たふりするな!』


シーんと静まり返る部屋。


先生『おい!古屋!
起きとるの分かってるぞ!』


古屋『ねてまーす。』


その言葉に
みんなクスクスと笑いだす。



先生『おい!笑
明日頭痛くなるぞ!早く寝ろ!』



全員『はーーーーーい。』






こんなふうにして
俺たちの最高な修学旅行が終わった。