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そして食事を食べることになったが


不貞腐れた態度をとっているいと…



気を使って話しかける母親と西田…



いと『食欲ないからいらない。』



昼間から母が気合いを入れて作った料理も

食べたくなかった。



西田『いと!

お母さんいとの為に

一生懸命作ってくれたんだから

食べてみ。うまいぞー!』




この生活が始まって…

少しずつ…少しずつ…

溜まっていった不満が…



この日、爆発した。



いと『私の為じゃないでしょ?

西田さんの為でしょ?


ねぇ!お母さん?

今まで私の為にこんな料理作ってくれたことある?


去年のクリスマス

私がなにを食べたか知ってる?

友達が家族と過ごす中

1人でコンビニに行ってケーキを買って

冷凍食品をチンして食べたんだよ。


いつも女の子だから…

家族になったから…って言うけど、



小学生の女の子を1人で放置するのはいいの?

家に不審者が来たら?

泥棒が来たら?


それはなんとも思わないの?!



携帯を持たせてる?

私が携帯買ってって言った?


子供を放置するのに都合がよかったから

勝手に買って来たんでしょ?


それならこんなものいらない。』



いとは携帯を母親に向かって投げつけた。



西田『こら!なにするんだ!』



怒った西田にビンタされた。



まさか叩かれると思っていなかった

いとは…

西田からもらったプレゼントを

西田に向かって投げつけた。



『いとちゃん!なにしてるの!

それは西田さんがわざわざ隣の県まで

買いに行ってくれたのよ。

いい加減にしなさい。』



いと『西田さん!西田さん!

うるさい。

うるさいんだよ。

くそばばあー!

この男好きババアー!』



たくさんの涙と共にいとは叫んだ。