←1話から読む
前話









名前を呼ばれて振り返ると

いとが立っていた。



涼太『おぉ。びっくりしたー』


サッカー部の中にはいとのことを
狙ってる奴もいて


いとの存在に気づいたメンバーが
集まってきた。


そして、このメンバーの
いつものノリが始まった。


『えぇ?なに?なに?
 まさかお前ら付き合ってるの?』

『なにぃー?なにぃー?
 うぉうぉお!うぉうぉーーー!』

ピッピッピー📣ピッピッピー📣

祭りのくじ引きでGETした
笛を吹き出す奴もいた。


普段一緒にいて、
笑っている分には最高だけど…
自分がされる立場になると最悪だった。


いとの顔を見ると
すごく困っていた。


この状況をどうにかしたくて…
でも、こうなるとどうにも出来なくて…
すごくむしゃくしゃした。

とにかくこの場をどうにかして
やり過ごしたかった…。