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前話





ちゃんと話そう!

そう決心した涼太は連絡網を探し、

いとの自宅へ電話をかけた。



ドキドキした。

今まで女子の家に

電話をかけたことなど1度もない。



ぷるるるーぷるるるー☎️


ぷるるるーぷるるるー☎️


ぷるるるーぷるるるー☎️


ぷるるるーぷるるるー☎️




呼び出し音がなり続けた。




いとは電話に出なかった。




諦めた涼太は電話を切った。







しばらくの間ボーと過ごした。

時計をみると


17:40を少しすぎたとこだった。


サッカー部での集合時間が近づいている為

涼太は支度をして家を出た。



昼間の部活時間に比べればマシだけど

ものすごく暑い日だった。