いつもありがとうございます。ミズです。


このブログにお越しいただき、感謝いたします。


前回、「孤立感と人間不信」という記事を投稿しました。


周囲から自分だけ浮いていて、責められ、怒られ、叱られる。


冷めた視線の中で、独り悪戦苦闘している。


全然うまくいかない。


なのに、助け舟を出してくれる人もいない。


ストレスマックスに達し、全てがイヤになり、遂に放り出してしまう。


同時に、ここまで追い詰めたヤツらが憎たらしくて、やがて、自分以外の人たち全員に対し、不信感の塊になる。


ミズさんの個人的な体験を例に出して、こんなお話をしました。


しかし。


よくある「イジメ問題」のケースとは違って。


「あえて厳しい環境に置くことによって、その人を育てようとする」配慮の場合もあるんだ。あり得るんだ。


「その配慮が分からず、誤解して、疑心暗鬼や人間不信の迷い道に入る」と、抜け出すのに時間がかかりますよ。


こんな感じで、前回はまとめておきました。


そうなんです。


ミズさんは、実際に、若いある時期そうなって、 “ 再浮上 ” するまでに数年かかったし。


本当の意味で、当時の先輩たちの気持ちが分かるようになるまでには、さらに時間と人生経験が必要でした。


今回は、立場を逆にして、先輩 or 上司になってから経験したことを、少しお話してみたいと思います。


現在の会社で働くようになって、10年前後経った頃でしょうか。


部署内で、人間関係上のトラブルが多発するようになってきました。


ミズさんの在籍する課には、女性社員が多くいます。


当時もそうでした。


みなさんも、ある程度想像がつくと思いますが、女性同士での人間関係づくりって、かなり難しいですよね。


同世代なら話も合うし、仲良くもなれる可能性もあります。


けど、年齢も立場も違えば、職歴や経験量も違う女性社員相手となると。


言葉使いから電話応対、業務の進め方、指示の受け取り方、他の課員や他部署との情報共有、先輩や上司への報・連・相。


これらに関し、いろいろと小言が飛んできて、肩身の狭い、窮屈な思いをすることも多いでしょう。


さらには、社内での身だしなみです。


身に付けている香水やデオドラントの強い・弱い、お化粧の濃い・薄い、髪染めカラーが派手、ネイルケアの度が過ぎている等々。


若い女性にしてみれば、オシャレもしたいのに、嫌味を言われっぱなしになることも多いはずです。


ミズさんの職場に、そんな若手の女性社員がいまして、いわゆる “ お局様 ” からの口撃を受けていました。


それなりに上手にかわして、調子を合わせることができるタイプの若手もいますが。


その子は、性格的にたまたま不器用だったために、ダメ出しされると態度に出てしまうんですね。


「イヤだなあ」という表情を隠せず、その先輩女性を避けよう、距離を取ろうと露骨にやってしまうんです。


それを受けて、先輩もますます機嫌が悪くなり、さらに口撃が激しくなる。


この繰り返しだったんです。


ミズさんも、このイビリのことで、よく相談されていましたね。


その子は、割にミズさんに懐いていたし、生来の不器用さがかえって可哀想で、何とかしてやりたいと思っていたんです。


当時、ミズさんはタバコを吸っていたので、よく喫煙室にこもっていましたけど。


ある時などは、わざわざ喫煙室にまで入ってきて、相談されることさえありました。


タバコの臭いが制服に付着でもしたら、また先輩から誤解されるかも知れないのに、です。


よほど悩んでいたんでしょう。


愚痴や不平不満は一通り聞いた上で、いろいろとなだめたり、教えたりしていましたが。


ある時を境に、相談がパッタリ無くなりました。


態度が硬化して、そのお局様以外の他の課員に対しても、心を塞ぐようになってしまったんです。


もちろん、ミズさんも含めて。


それは、別の女性社員が、これまた人間関係上の問題で異動したり、辞めたりした前後の時期と重なっていました。


彼女たちが去って、不満を共有していた仲間がいなくなってしまったのが一因だと思います。


孤立感が募り、異動を考え始めていたんですね。


ある部署の知り合いが仕事を辞めたがっていて、「ココに来たらいいじゃない」と勧められたのを、真に受けてしまったことも理由のひとつ。


実は、自分が辞めたいものだから、利用されただけなのに。


苦しいのは理解しているけど、そんなかたちで異動したところで、他の部署には他の部署なりの問題があるんだから。


おそらく、同じことの繰り返しになるだろうな。


容易に想像できました。


案の定、またトラブルが起きてしまいました。


ウチの部署の課員全員から逃れられて、ホッとしたのもつかの間、人間関係上の悩みは尽きなかったようです。


彼女はたぶん、「あの知り合いにまんまとダマされた!」と憤っていたことでしょう。


「こんなヒドい部署なのにウソをついたな!」と。


さらに疑心暗鬼・人間不信になっていったようです。


しばらくして、別の異動の辞令が出ていましたが、彼女には到底勤まらないだろう部署。


その後すぐに、会社を去っていきました。


残念でした。こんなことになってしまうなんて。


でも、心を塞ぎ、「周りはみんな敵だ」と思い込んで突き進んでいく人を、止めることはできないんです。


彼女は世渡りが苦手なタイプだったので、ヨソの会社に転職しても、たぶん苦労しているのは間違いありません。


あの時、何とか説得できなかったか。何とか教育して、一人前にしてやれなかったか。


後悔は尽きないです。


周囲の人間が、全てが敵に見えて仕方ないのならば。


その人の「頑なな態度」こそが、実は、逆に助けを遠ざけてしまうんだということを悟ってほしいと思います。


それでは、またお会いしましょう。


最後までお読みくださって、ありがとうございました。