いつもありがとうございます。ミズです。


このブログにお越しいただき、感謝いたします。


今回は、「エネルギーを循環させることを考えてみましょう」というお話です。


どんな職種であっても、それなりに大変さはあります。


なので、どの職種に就いているかで、その人が上か・下か、偉いか・偉くないかなど、本来決められるものではありません。


事務職に就いている人には、特有の専門知識や資格が必要なことも多い。


技術職には技術職なりの、サービス職にはサービス職なりのテクニックやノウハウが無ければ務まらない。


そして、どんな職種であれ、欠けてはならない大切な役割があるのは同じ。


ただ、あえて言えば、これはミズさんの私見になりますけど。


営業職、つまり「売る」「買ってもらう」という職種も相当大変なものです。


若い頃、2年弱でしたか、ミズさんも営業職を経験したことがあります。


はっきり言って、ダメ営業マンでした。


全然成果を出すことができなくて悩み、早々に “ 退散 ” してしまいましたが。


「自社商品を案内し、おすすめし、納得して買っていただく」


これがどれだけ大変か、知ることができただけでも人生勉強になりました。


なぜ、こんな話をしようと思ったかというと。


ミズさんの職種は事務職であるため、販促活動等に関わることは、通常無いんですけど。


今、その営業仕事に取り組まざるを得ない状況に置かれているからなんです。


ミズさんの勤めている会社では、現在、全社一丸・総力を挙げて、ある商品を売っていこうと努力しているところ。


なので 事務系だからといって傍観していることは、今回ばかりは許されず。


定年間近の事務職オジサンも、「売りなさい!」と発破をかけられているわけです。


それなりに年齢を重ねてきましたので、ヘタレ営業マン時代よりは、少しはマシな売り方ができると思います。


けど、若い頃に深く刻み込まれた「苦手意識」自体は、なかなか消えはしません。


「これは困ったことになった。」と、内心オドオドしている毎日です。


ノルマもあります。期限もあります。


電話したり、メールで案内したりを繰り返していますが、売れないものですね。


そんな時に、以前ご紹介したこともある、「二宮尊徳さん」の名言を思い出しました。


それは、「たらいの水」のたとえです。


『たらいの水を、欲心を起こして自分の方にかき寄せると、水は向こうに逃げてしまう。人の為にと水を向こうに押しやれば、自分の方にかえってくる。』


すでに知っていた言葉なんですが、改めて「なるほどな。」と感心してしまった。


なぜ、感心したのかと言いますと、“ 売ることへの恐怖心 ” の原因を発見できたかも、と思ったからなんです。


営業マンには付きものですよね、ノルマとタイムリミット。


何がツラいって、この「2つの圧力」なんですよ。


これが不安と恐怖を生み、「何とかして売らなくちゃ」と焦るわけです。


すると、欲心と表現されるのはキツいですけど、水をかき寄せることに必死になる。


つまり、表面上はともかく、相手の事情や立場、置かれた状況なんかお構い無しに、とにかくセールスすることになりますよね。


でも、相手には、その内心を結構見透かされているものです。


だから、イヤになる。敬遠したくなる。


「コイツ、ノルマがあって焦っているな。上司にヤイヤイ急かされているな。」


「同情はするけど、こっちも商売。魅力やメリットの無いモノに金は出さないぞ。」


相手側は警戒し始めます。買わされるものか、と。


で、結局、軽くあしらわれるか、程の良いあいさつでごまかされて終わるか、どちらかになりがちです。


当然、会社に戻れば、成績の悪さを上司に責められますし、無能の烙印を押されることになる。


若い頃の営業活動が成果を出せず、うまくいかなった理由は、まさしくコレでした。


この冷たい対応を、社外・社内で繰り返し受けていましたので。


「販促活動をすると痛い目に遭う」という刷り込みが入ったようです。


「売ろうとすれば、必ず嫌がられる。喜んで買ってくれる人なんて、存在しない。」


しばらくぶりの営業活動で、そのトラウマがよみがえってきました。


極論すれば、「売ることは悪」だと思い込んでいたわけです。


でも、よくよく考えてみれば、当たり前のことでしたね。


まず、相手のニーズを知らなければ、何も始まらない。


ニーズに応えるオファーを提示することが「売る」ということだからです。


なので、相手から「困っていること」や「欲しいと思っていること」を丁寧に聞き出す。


その意味で、落ち着いて心に余裕を持っていないと、呼吸が合わず、噛み合わないことになる。


呼吸が合わない相手とは、話は続かない。早く終わらせたくなります。


そして、どんなオファーをすれば、相手のニーズに応えられるか。


ギリギリのところまで考え、提案してみる。


そこまでやっても、成約に至らないこともよくあります。


でも、無駄にはならない。


なぜなら、真面目に・誠実に、ニーズに応えようとした姿勢は、相手の心に残るからです。


二宮尊徳さんが言いたかったことは、現代的に翻訳すると、こういうことだったのかなと思います。


さらに言い換えると、こうかも知れません。


「自分から発信した良きエネルギーは、消えはしない。巡り巡って循環していき、必ず自分の元に戻ってくる。」


そう。「エネルギーの循環」として、商売も考えないといけないんじゃないか。


そんなことを、尊徳翁の言葉から連想しました。


目に見えない、法則的なものがあるような気がします。


なので、ミズさんも心を仕切り直して、トラウマと格闘しつつ、もうちょっと頑張ってみようかなと思います。


それでは、またお会いしましょう。


最後までお読みくださって、ありがとうございました。