いつもありがとうございます。ミズです。


このブログにお越しいただき、感謝いたします。


今回は、少し変わったテーマを選んでみました。


いきなり違う話から入りますけど、今日は濃霧の影響で、朝の通勤電車に遅れが生じていて。


でも、毎日早めに出勤しているので、焦ったりすることはありません。


結局、5分遅れで電車が到着。


いつも通り乗り込み、座席に座り、最近の睡眠不足を取り返そうと、「さて⋯」という感じで目をつむりました。


それと同時に、「濃霧のため徐行運転をします」とのアナウンスが、車内に流れます。


「ああ。それなら、結構遅れて到着するな。」


少し気になりましたが、でも、会社の始業時間までに間に合うのは間違いない。


そこは安心していられるので、「だったら、しっかり睡眠を取って、一日乗り切ろう。」と割り切って。


そのまま寝ることにしました。


寝るとはいっても、爆睡とまではいかない。


電車内は、それなりに音も振動もしますから、ウトウトするくらい。


各駅に着くたびに乗客が乗り込んで来て、だんだん混雑してくる感じが伝わってきます。


「そういえば、今日はどんな記事を書こうかなあ。何も思いつかないな。」


そんなことをボンヤリ考えながら、睡眠を続けていると。


唐突に、「子供の頃の懐かしいご馳走」のことが思い浮かんできました。


「何でこんなことを、今、このタイミングで思い出したんだろう。」


とても不思議です。


電車内は、濃霧で遅れているため、通常よりも多い乗客で、すでに “ ギチギチ状態 ” のよう。


たぶん今、いろんな人のいろんな雑想念が、車内のアチコチで漂い、渦巻いているんだろう。


ひょっとしたら、ある人の発した想念を、たまたま自分がキャッチしたのかも。


電車内の乗客の誰かが、「今日のお昼ごはんは、何か美味しいものを食べよう。」とか、考えていたのかなあ。


そんなことを想像しているうちに、電車が20分以上遅れて到着しました。


偶然キャッチしたのかも知れないけど、せっかくのアイデアです。


このテーマで何か書いてみよう。


そう決めました。


みなさんにとって、懐かしい思い出の味・ご馳走って何でしょうね。


ミズさんが、まず、車内で思い出したのは、「カツカレー」。


通勤時に乗るところは、その地方では割に大きめの駅です。


周辺にはデパートをはじめ、飲食店がたくさんあります。


実は、子供の頃、母親の買い物で一緒に出かけていた場所なんです。


ミズさんが住んでいた地域から見れば、“ 都会そのもの ” でした。


そこに出かけられる時は、ちょっとした小旅行でもする気分でしたね。


買い物のルーティンとしては、その駅近くのデパートで、母親が化粧品店や服飾店巡りをするのに連れ回され。


お昼になったら、駅構内の飲食店街にあるカレー店でゴハンを食べる。


で、同じ構内のお店で家族へのお土産を買い、電車に乗って帰る。


たったそれだけなんですけど、子ども心には、「別世界に入り込んだ異次元体験」に映るわけです。


行きの電車に乗っている間、車窓を流れていく風景を眺めている時の、楽しい気持ち。


ようやく駅に着いた時の、あのワクワク感。


田舎ではまず見ることのない、大勢の行き交う人たち。


照明でキラキラ輝いているたくさんのお店。


アチコチで入り乱れて流れ続ける、にぎやかな音楽。


そして。


買い物自体はそれほど面白くないんですが、ここを乗り切ったら、お目当てのカツカレーにありつけるのが分かっている。


それが、この小旅行のクライマックスでした。


そんな興奮状態の中で食べるカツカレーは、本当に格別の味。


何歳になっても忘れられませんね。なんであんなに美味しかったんだろう。


現在の駅周辺は、残念ながらだいぶサビれてしまい、当時ほどの賑わい感は無くなってしまいました。


ミズさんが大好きだったあのカレー屋さんも、もう存在していません。


ちょっとした喫茶店風の狭い店内で、テーブルには、何と表現していいのか分からない、星座の絵が描かれた置物がありましたね。


その駅自体も、しばらくして大規模な改修工事が行なわれ、新しく生まれ変わりました。


構内にあった飲食店街も姿を消し、カレー屋さん以外の店舗も、全て無くなってしまった。


もう、あの頃の、あのカツカレーを味わうことはできない。


今でもカレーは大好きでよく食べますけど、あの美味しさに及ぶものは無いですね。


理由は分かります。


人間の食事というのは、目や鼻や舌や喉で味わうだけじゃないからです。


心でも味わっているものなんですよね。


どんな高級料理を食べたとしても、予約も取れないほどの人気店で食事をしたとしても。


例えば、大ゲンカして気分が悪くなれば、美味しく感じなくなりますもの。


その意味で、人間というのは、実に精神的な生き物だと思います。


結局、子どもの頃の「新鮮な別世界体験」を含めてのカツカレーの味だったわけです。


つまり、小さい頃の自分は幸せだったんだなあ。


そう改めて思いました。


頑張ったご褒美に食べる取っておきのご馳走を、今から探してみるのも悪くない。


けど、叶えてもらえるならば、あのカツカレーくらい美味しいゴハンを食べてみたい。


しかし、そのためには、自分の幸福感も高まらないと、あの時ほどの美味しさは感じられないんだろうな。


そんな妄想が広がった一日でした。


それでは、またお会いしましょう。


最後までお読みくださって、ありがとうございました。