いつもありがとうございます。ミズです。


このブログにお越しいただき、感謝いたします。


人生には、必ず通過しないといけない関門、避けられない問題というものがあります。


その関門を無事に通り抜けて、次のステージに進むには、それ相応の準備が必要。


人生の真っ盛り、四季に例えれば、夏。


この間にするべきは、秋への備えです。


それは何かと言うと、「仕事上での自己確立」だと、以前『夏の盛りが過ぎる前に備えを』という記事でお話しました。


では、盛りを過ぎて、衰退の兆しがチラホラ見え始めたあたり。四季で言うと、秋。


この時期に準備すること。つまり、冬への備えとは何でしょうか。


それは、「貧困」「老衰」そして「孤独」への対応策・防止策を仕込むことです。


「貧困」と「老衰」については、特に注意する必要があります。


この2つの進行を抑える、あるいは遅らせることが、厳しい冬を生き延びるための「衣・食・住」。


つまり、「防寒着・食料の備蓄・暖房を完備した住居」にあたるからです。


ある時、会社帰りの電車の中で、こんな光景を見かけました。


おそらく70代くらいだろうご婦人と若いサラリーマンが、しきりに会話しているんです。


老婦人は席に座り、サラリーマンはその前に立って、何か話し込んでいる。


電車内で会話する人って意外に少ないので、結構目に付くんですよ。


婦人の横には、同年配くらいの男性も座っていたので、最初はご夫婦かなと思いました。


けど、その男性は居眠りしているので、何か変。


ああ、夫婦じゃなくて、他人なんだ。


なら、この二人、一体どういう関係?


親子でも、祖母と孫でもないみたいだし。


ミズさん、人の会話を盗み聞きする趣味は無いんですけど、何せ声がデカくて、丸聞こえなんです。


しかも、電車って走行中の騒音もすごいですから、ご婦人も、なおの事、声を張ってしゃべる。


そこで、自然と耳に入ってきた会話の感じから。


ああ、なるほど。


おそらく、サラリーマンが席を譲ってあげたみたいなんです。


それをキッカケにおしゃべりが始まったんだな、と分かりました。


それにしても、そのサラリーマンさん、すごく優しい。


揺れる電車の不安定な中、わざわざ前かがみまでして、ご婦人の話をウンウンうなずきながら、聞いてあげている。


老婦人の話す内容は、ご想像できると思いますが、健康・持病の話と、お金・節約生活の話。


〇〇の数値が高いとか、最近太り気味で脂肪がついてきてとか、病院の先生にこう言われたとか。


そのサラリーマンも、ご婦人から質問をされて、色々答えている様子。


自分も見ての通りメタボ気味で、マズイなと思っているとか、大型ディスカウント店の△△で不揃い野菜をまとめて安く買っているとか。


ご丁寧に、検索したスマホ画面まで見せながら、色々と説明してあげている。


それを見たご婦人も感心して、お肉ばかりじゃ身体に悪いでしょう。お魚も食べないとね。なんて、やや踏み込んだ話をするんですが。


サラリーマンはサラリーマンで、魚が食べたい時は、妻にもリクエストはしているんですよ。と、どこまでも優しく応対。


やがて降車駅に着いたようで、サラリーマンが動き始めたんですけど。


ご婦人、どうやら駅まで同じだったようで、そのまま会話しつつ、降りていきました。


その老婦人、外見からは貧しそうに見えませんでしたが、持病の話を延々と続けていたので、健康面がいちばんの不安なのかも知れません。


それにしても、座席を譲ってもらったからといって、ここまで話し込むのも珍しいこと。


ひょっとしたら、人間関係面での不安も抱えているのかなと思いました。


淋しい独り暮らしで、普段話し相手になる人もいないとか。


この老婦人、もちろん人生の冬のまっただ中いるわけですが、秋の段階での備えはどうだったんでしょう。


健康への備えは、それなりにやられていたようです。


会話の中で、しきりに、食品添加物がどうこう言ってましたので、食べ物には気を付けていた感じでした。


ただ、太り気味うんぬんの話からすると、「運動の習慣化」に少し手抜かりはあったのかな、と。


スポーツ等のルーティンを、“ 秋口 ” からでも始めておくべきでした。習慣の力は大きいですよ。


冬の段階まできてから、急にスポーツしなさいと言われてもねぇ。


そうしておけば、もっと健康体でいられたかも知れないですね。


経済面・お金面での備えがどうだったのか。これは何とも言えません。会話の内容からは判断できなかったので。


この健康と経済力、あえて言えば、経済力が重要だと思います。


お金で解決できるものは、かなり多い。


やっぱり、先立つもの・お金が無ければ、何も始まらないところはありますからね。


無理ならば、せめて健康だけでも維持しておきたい。


どちらも無いと、将来への不安が広がり、余計人に頼りたくなります。


だけど、これを逆の立場から見てください。


自分を背負ってくれ、おんぶしてくれと言ってくる老人がいたら、身内でも正直、困りますよ。


つまり、負荷をかけてくるので遠ざかりたくなる。近づきたくなくなる。


人生の冬の時期に孤独が多いのは、これが理由です。


ご婦人の様子からは、この孤独感が漂っていましたので、あるいは、経済面でも備えが不充分だったのかも知れません。


ならば、人に頼らずに済む条件である、この「健康」と「経済力」の2本柱。


これへの備えを、秋口に入ったあたりから、少しずつ始めておくことをおすすめしたいですね。


それでは、またお会いしましょう。


最後までお読みくださって、ありがとうございました。