名も無き頃の楽しい努力
今でこそ、知る人ぞ知るVシネマの水元秀二郎と言われますが、デビューして間もない頃は、当然の事ながら誰も知ることなく、歌を出してもキャンペーン回りがメインで、それはそれは旅をしていました。
歌ってて聞こえて来る人の声は、
『あれ誰?』『知らない!行こ行こ!』
こんなの当たり前でした。
知らないから知ってもらう為にやってるのに、日々心は折れるばかりでした。
仲間は応援に駆けつけてくれたりしてましたが、ある日、ふと思いました。
これだけ旅をして地方回ってるんだから、そこのメインの新聞、ラジオ、テレビに出れるのではないか?
そこから名もない俺は、各社を調べ自分で電話、
『こんにちはー!東京の〇〇プロダクションの者なのですが、実はうちの事務所の俳優で歌手の水元秀二郎というのが別の仕事でそちらに行っておりまして、もしPRさせて頂ける場がありましたら本人をそちらに行かせようと思っております。』
そして自分で担当者を訪ねて行き、各地方での新聞、ラジオ、テレビに登場するようになりました(笑)
鹿児島から北海道まで、可能な限り回りました。
そして花の都大東京でもやらかしました!
渋谷でゲリラ取材
何としても世の中の誰かに知られよう!!
こうやって地道な努力を常にして、今日です。
結果的に、映画監督、スポンサー様、身内の皆、友達、色んな人が支えてくれて、ファンの皆さんも増え始め、哀川翔さんに可愛がってもらい、現在は月日が流れ白竜さんに大変お世話になっております。
ボケーっとしてても凡人、エキストラで終わるから、まずは行動あるのみですよね。
Vシネマは、若い世代の活躍がありません。
世に出るために、何が正解かはわからないけど、若手の皆さんもこう言う努力は想いでとして楽しいものですよ。
そして結果、残ります。
久々に写真を見てて、懐かしいなぁと思って今日はこんな日記になりました。