輸入家具屋さんへ | 水元秀二郎オフィシャルブログ「秀二郎の独り言」Powered by Ameba

輸入家具屋さんへ


今日は自宅の内装品を、何かとゴッソリリフォームしようと言うことで、母がよく行っている家具屋さんへ入ってみた。
店内へ入ると、いらっしゃいませー!と笑顔の店員さん。
『あの~、下ヨシ子の息子なんですが、いつもお世話になってますよね?』
というと、店員さんの顔が変わり、急にえらい方であろう方が数名やってくる。
なんだ!なんだ!と思っていると、どうぞこちらへと案内される。
ふと見ると、


いやいやいやいや、違うって。

ソファーとサイドボードを見に来ましたと伝えると、こちらのソファーが大変素晴らしい物ですと。
金額が80万超え。
いやいやいやいや、違う。




俺は途中何度もニトリへ逃げようと思いながら店員さんと話していると、座ってみたりしてると確かに物が違う。
そりゃわかるさ俺だって。
お世話になってますから当然値引きしますと、店長さんや会長と呼ばれている方まで来た。
俺は愛娘と二人で逃げることも出来ずに値引きしてくれた金額を見てみた。
いやいやいやいや、違うって。
ニトリなら私店ごと買えますってと思いながら、母の顔を思い出していた。
心の声
(あの母親はスゲーとこで買い物して、やっぱスゲーな)と。。。
自分の親ながら、敗北感だけが襲って来た。
こんなにニトリがいとおしく思えたことも初めて。
店員さんが、こちらはいかがですか?と言う度に、
我慢出来ずに、俺はとうとう吹き出して笑って来た。
もう脳がパニックを起こしていたのだろう。
お飲み物どうぞ!
恐ろしいテーブルの上に、俺にはコーヒー、娘には冷たい紅茶とお菓子を出してくれた。
娘はお菓子を次々に食べ始め、その姿を見ながら俺はどうやってニトリに逃げるか考え続けていた。
いや、逃げることは不可能だった。
すると娘が叫ぶ。
パパっ!!来てー!!
すると今度はピンクの馬の乗り物の前でモジモジしながら離れない。
娘よ、パパを殺す気か!
そう思いながら、ほら行くよ!と言うと、
離れない。
仕方ないので馬も買う事に。
買い物して、ここまでボコボコにされた事はない程の破壊力で、今夜からカップ麺を食べようと心に誓った。